人気歌手のジャスティン・ビーバーが、人気ラッパーのカニエ・ウェストと友人関係を絶つことにしたようだ。
先日、カニエ・ウェストが「White Lives Matter(白人の命も大切)」と書かれたTシャツを着用。この言葉が白人至上主義の人々の間で使われる言葉であることから、各方面からバッシングの声があがり物議をかもしている。
カニエのこの行動に、雑誌「VOGUE」のコントリビューティング・エディターで、同誌の表紙のスタイリングを担当した初の黒人女性であるガブリエラ・カレファ=ジョンソンは「ほら、サイテーなものがきたわよ。怒り心頭」「これは暴力。ここにアートはない」とカニエをバッシングした。
人気モデルでジャスティン・ビーバーの妻であるヘイリー・ビーバーも、ガブリエラ・カレファ=ジョンソンを擁護するコメントをしたのだが、カニエはこれが気に食わなかったようだ。
カニエは自身の投稿の中で、ジャスティン・ビーバーを名指しし、「おいジャスティン、お前、自分の女をなんとかしろ。オレがキレる前にな」と訴えたのだ。
またカニエはヘイリーの鼻の整形疑惑にかけて「鼻整形のヘイリー・ボールドルース」とバカにしたコメントをし、さらに2016年にヘイリーと歌手のドレイクに交際のウワサが出たときのゴシップ記事を投稿したりと、ヘイリーをとことん攻撃した。
Kanye West brings up Drake and Hailey Bieber’s past rumored romance in new Instagram post. pic.twitter.com/UnmknbkdC8
— Pop Crave (@PopCrave) October 7, 2022
カニエの行き過ぎた行動を受け、ジャスティンはカニエとの友情関係を断ち切ることにしたようだ。
ある情報筋はTMZの取材に対し、ジャスティンとヘイリーはカニエの行動に「明らかに傷ついている」と話したという。
2020年、カニエが精神的に参っていた時期、ジャスティンたちはカニエを励ますため彼のいるワイオミング州にまで駆けつけ、カニエをサポートしていただけに、今回のカニエの仕打ちは許し難いものだったのだろう。
さらに関係者は「ヘイリーはカニエを攻撃していなかったが、2人ともカニエが一線を越えたと考えています」「ジャスティンは常にカニエをとてもサポートしてきましたが、今回は妻のために立ち上がり、カニエと距離を置くことにしました」とコメントしている。また、ヘイリーは鼻の整形についても否定している。