カニエ・ウェストがジジ・ハディッドと壮絶なバトルを繰り広げている。
10月6日（木）、ラッパーのカニエ・ウェストが一枚のスクリーンショットをインスタグラムに投稿した。
そこには、モデルのジジ・ハディッドがカニエについて、昨年亡くなったファッションデザイナーのヴァージル・アブローを「友人であるかのように扱っていなかった」と指摘するインスタグラムのコメントが掲載されていた。
さらにジジは、ヴァージル・アブローがヴォーグの編集長であるガブリエラ・カリファ＝ジョンソンのことを「愛していた」と付け加えていた。
なお、ガブリエラ・カリファ＝ジョンソンは、今月はじめに行われたパリのファッションウィークにて、カニエが着用していた「White Lives Matter（白人の命も重要）」Tシャツを批判したことでも知られている。
カニエはこのスクリーンショットに、「またハリウッドにやられるつもりはない」とキャプションを添え、「ジジ、お前は特権階級にいる『カレン』だな」と言い放った。
「カレン」とは、自分勝手な行動で他人に迷惑をかける白人の中年女性を指すネットスラングだ。
さらにカニエは、「あんたは恵まれた家庭に生まれ育ったんだろう」と続けると、「まるでゾンビだな。あんたはここでは声をあげるのに、オレの娘の誕生日に彼女が誘拐されたときには一言も発しなかった」と訴えたのだ。
なおカニエの「誘拐」発言は、彼の元妻キム・カーダシアンが、カニエとの娘シカゴちゃんの4歳の誕生日パーティに、彼を招待しなかったことを指していると考えられる。
ジジは現時点でカニエのこの投稿に反応していない。しかしカニエの「Tシャツ騒動」以降、2人はインスタグラム上で激しい舌戦を繰り広げており、まだしばらく落ち着く見込みはないと考えられる。
またカニエはその攻撃の手をモデルのヘイリー・ビーバーや歌手のジョン・レジェンドにまで広げていることから、今後ハリウッドから孤立する可能性さえ出てくるだろう。
