あの名コンビが、ついに感動の再会を果たした。
マーティ・マクフライとドク・ブラウン。1980年代に公開された大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した名コンビだ。
この作品で、気弱ながらもトラブルに立ち向かう主人公マーティ・マクフライをマイケル・J・フォックスが、タイムマシンを発明する科学者ドク・ブラウンをクリストファー・ロイドが演じている。
そんな2人が10月8日(土)、ニューヨークで開催されたポップカルチャーの祭典「コミコン」にて『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のパネルディスカッションに参加。ステージ上で感動の再会を果たしたのだ。
The best.
Michael J. Fox and Christopher Lloyd were reunited today in New York City at Comic Con…
pic.twitter.com/lD8BGkswBW— Rex Chapman🏇🏼 (@RexChapman) October 9, 2022
まずステージに登場したのはマイケル・J・フォックス。ステージに用意されたソファに座っているところにクリストファー・ロイドがあらわれると、マイケルは大きく手を広げてクリストファーを歓迎した。
大きなハグであいさつを交わした2人は、ファンからのあたたかい拍手で迎えられた。2人がいかに固いきずなで結ばれていたのか、はっきりと示された瞬間だった。
その後マイケルとクリストファーは2人でソファに座り、名コンビが大活躍した3部作について語り合った。
トークの中でクリストファーは、マイケルと初めて会った際のエピソードも披露。「人から聞く以上のことは知らなかったからね」と語ったクリストファーだったが、「まちがいなく、2人の間にケミストリーが生まれていた」と、初対面から相性がバツグンだったことを明かした。
またマイケルは、現在自身がわずらっているパーキンソン病についても言及。「ぼくにとっては、人生でいちばん良かったできごとだと思っているんだ」と、病気への率直な思いを語ったマイケルは、「パーキンソン病はギフトだよ。みんなは言うんだ『ギフトだって!?そんなわけないだろ』って。でもギフトなんだ。変わることのない。これはぼくが持っていたものじゃない。与えられたものなんだよ」と付け加えている。