人気俳優のビル・マーレイ(72)が映画『Being Mortal(原題)』の撮影現場で、「不適切な行為」をしたとして苦情が入り、撮影が中止となったことが以前報道されたが、新たにこの「不適切な行為」の内容が明らかになった。
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今年4月、ビルは、撮影現場で女性にちょっかいを出していたと報じられていた。関係者はPage Sixに、ビルはみんなから愛される存在と話したが「女性に腕を回し、髪を触り、ポニーテールを引っ張るなど、常にコミカルな方法で女性を触っていました」と語っていた。
そして今回、被害者とされる女性にまたがって、キスしていたと主張する報道がなされた。
報道によると、ビルは彼よりもずっと若い女性スタッフの体にキスして、またがり始めたといい、彼女は彼の体重のせいで動けなかったと主張している。目撃者は、ビルが女性にキスしようとしたが、二人ともマスクをしていたと主張している。
この告発者は、ビルは遊びのつもりだったと主張して彼の行動を擁護したが、関係者は「彼の行動を完全に性的なものと解釈」し、「ぞっとした」と主張した。
映画『Being Mortal(原題)』は、セス・ローゲンと脚本を担当したアジズ・アンサリが監督を務めていた。3月28日にすでに撮影は開始していたが、ビルへの苦情が報告されたことで調査を開始するため、映画制作は一時中断。その後、無期限停止となった。
ビルは最初に苦情が報道された翌月、「おもしろいと思ってやったことが、そのように受け取られなかったんだ。今、僕たちは話し合っていて、お互いに和解しようとしている。お互いにプロフェッショナルで、この作品が好きだと思うが、もし本当に和解できず、信頼し合えないのであれば、これ以上仕事を一緒にしたり、映画を作る意味はないでしょう。とても勉強になったよ」とコメントしていた。