インスタグラムの規制に違反したとしてアカウントを制限されてしまったラッパーのカニエ・ウェスト。彼はツイッターで、「反ユダヤ主義」ともとれるツイートをして物議をかもし、またしてもアカウントを凍結させる事態に発展していた。しかし、彼はその発言に後悔はないようだ。
カニエ・ウェスト↓↓
この投稿をInstagramで見る
現地時間10月12日水曜日、カニエはキャンディス・オーエンスの新しいドキュメンタリーの上映会を後にしながらPage Sixの取材に応えた。彼は、アディダスや銀行持株会社JPモルガン・チェースなど、最近のソーシャルメディア上の暴言以来、彼をドロップしたすべての会社について言及した。「おいおい、悪徳商法で誰かを罵倒したら、それは反ユダヤ主義者ということになるじゃないか。銀行から解約されるようなことについてオープンに話せるようになったし、一線を越えたことを幸せに感じるよ」とコメントし、さらに自らを “アメリカ史上最も裕福な黒人 “と呼んでいた。
先週、アディダスはカニエの「ホワイト・ライブズ・マター」シャツ騒動を受けて、同社とのパートナーシップを「検討中」と発表していた。
「反ユダヤ主義」ともとれるツイートの騒動は、今月に入って起こった。カニエは、自身のツイッターにて、「今夜は少し眠い。目が覚めたら、ユダヤの人々に『デス・コン3』を発しないとな」と、米軍の警戒体制強化を示す単語を用いた造語でツイートすると、「なにがおもしろいって、オレは実際のところ反ユダヤ主義にはなれないってことだ。黒人は基本的にユダヤだからな。みんなオレをおもちゃみたいに扱ってるけど、自分の意見と反する者をのけ者にしようとしているだけなんだろ」と主張していた。このツイートは最終的にツイッター側から削除され、代わりに「このツイートはツイッターのルールに違反しています」との警告文が表示された。その後、カニエのツイッターアカウントは凍結された。