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ゴッホの名画「ひまわり」がトマトスープまみれに! 環境活動家によるオドロキの抗議活動に人々は騒然 名画はいったいどうなった・・?[動画あり]

トマトスープまみれになったゴッホの名画「ひまわり」 NEWS
トマトスープまみれになったゴッホの名画「ひまわり」

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの世界的名画「ひまわり」に、トマトスープがぶちまけられるという事件が起きた。

騒動が起きたのは10月14日(金)、英ロンドンのナショナル・ギャラリーでのできごとだった。

化石燃料に反対する環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」に所属する2人の若い女性が、ハインツのトマトスープ2缶分を作品にぶちまけたのだ。2人が身につけていたTシャツには「ジャスト・ストップ・オイル(石油を止めろ)」と記されている。

なお「ひまわり」は、8420万ドル(約125億3000万円)の価値があるとされている。

女性2人はさらに、「ひまわり」が展示されている壁に自らの手を「接着」。抗議のアピールをした。

ナショナル・ギャラリーの公式ツイッターは、同美術館のルーム43、「ひまわり」が展示されているエリアにてこのような事件が発生したことを認めた上で、「額縁に軽い損傷は見られたものの、絵画そのものは無傷だった」と報告。続くツイートで、作品がガラスにおおわれて保護されていたことも明らかにしている。

この騒動に関してはロンドン警視庁も対応する事態となっており、抗議者2人は「器物損壊と加重不法侵入」の疑いで逮捕された。

なおこれまでにも、化石燃料に反対するグループによって美術品が狙われたことがあった。

今年7月には、「ジャスト・ストップ・オイル」に所属する活動家がロンドンの王立芸術院に展示されているレオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐(ばんさん)」の複製画に、体を接着するという騒動を起こしている。また同月、同グループのメンバーがナショナル・ギャラリーの作品に自らを接着させた。

「ジャスト・ストップ・オイル」は今回の抗議行動について、イギリスで「予定されているガス・石油開始許可の新ラウンド開始に合わせた」と主張している。

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