アメリカのジョー・バイデン大統領が、若い女性に「恋愛のアドバイス」を送り、その距離の近さに周囲が眉をひそめている。
10月14日(金)、カリフォルニア州アーバインにあるバレー・カレッジにて、インフレ抑制や薬剤費軽減などの方針について演説したジョー・バイデン米大統領。その後、学生たちと写真を撮る時間が設けられた。その中でバイデン大統領は、ある若い女性の背後に近づいて肩に手を置くと、勝手な恋愛アドバイスを送ったのだ。
バイデン大統領はその女性に対し、「さて、私が自分の娘や孫娘にも言ったとても大切なことを伝えよう。30歳まで、真剣交際を求める男とは付き合わないことだ」と「親密すぎる距離」で語りかけた。
その女性は肩に手を置かれた瞬間、少しおどろいたような表情をみせ、「わかりました」と気まずそうに笑うと、「心に留めておきますね」と付け加えた。
この一連のやり取りはレポーターのカレン・ダルメイダによって撮影されており、ツイッターに投稿された。すると280万回以上の再生回数を記録。視聴者から「これは気持ち悪い」「子供の教育によくない」といったコメントが相次ぐ結果となった。
カレン・ダルメイダによるとこのとき、大統領のSPから撮影をやめるよう警告されていたそうだ。
なお、バイデン大統領がこの「アドバイス」を送るのはこれが初めてではない。今年3月にも、大統領はフィラデルフィアの小学校で同様の発言をし、気まずい雰囲気を引き起こしていた。
バイデン大統領の女性との距離感については、以前から指摘されている。
2020年の選挙期間中には、若い女性に近づき髪の匂いをかぐなどの行動が批判を受けたうえ、共和党からは「クリーピー・ジョー(気味の悪いジョー)」と不名誉なあだ名つけられるほどであった。
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