BTSのメンバーの1人が入隊することが、正式に発表された。
いまや世界中で大人気のK-POPボーイズグループBTS。RM、ジン、シュガ、J-HOPE、ジミン、V 、そしてジョングクの7人で構成されており、2021年と2022年にはグラミー賞にもノミネートされている。
そんなグループが抱えていた兵役に関する問題について、このたび彼らの所属事務所「Big Hit Music」が、メンバー全員が「入隊する意思がある」ことを発表した。
韓国では、18歳から28歳までの健常者の男性に対し、18カ月から21カ月間の兵役義務が課せられている。
これまでスポーツ選手やクラシック・伝統音楽のコンクール入賞者、舞踏家などがこの義務を免除されたことはあったが、BTSのようなポップアーティストが免除された例はなかった。
BTSの世界的活躍と国家への貢献をうけ、2020年には韓国の国会にてK-POPスターの入隊の上限を30歳まで遅らせることを認める法案が可決されたものの、その後兵役を義務付けるか、免除するかについては結論が出ていない。
そんな中、事務所側は10月17日(月)に公開した声明にて、今年12月に30歳の誕生日を迎えるメンバー最年長のジンについて「10月末のソロリリースのスケジュールが終了次第、入隊の手続きを開始する予定です」とし、「他のメンバーも、それぞれの計画に基づいて兵役を遂行する予定です」と続けた。
Big Hit Musicは、メンバー全員が兵役を終えた2025年ごろ、再集結のうえ活動を再開する予定としているが、「正確な時期を特定するのは困難であることをご理解いただきたい」と付け加えている。
なお、BTSはこの発表の2日前、韓国の釜山市で2030年万博招致支援のための無料コンサートを開催し、大きな話題となった。
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