NEWS

チャールズ国王の友人ら、イギリス王室ドラマ「ザ・クラウン」視聴ボイコットを呼びかけ! 「悪意あるナンセンスの塊」 新シーズンのあるシーンが問題に・・?

チャールズ3世新国王 Photo: James Veysey/Shutterstock NEWS
チャールズ3世新国王 Photo: James Veysey/Shutterstock

ザ・クラウン」にまたも非難の声が集中している。

イギリス王室を舞台にしたネットフリックスの人気ドラマ「ザ・クラウン」。あくまでフィクションとしながらも、エリザベス女王やダイアナ元妃など、実在する人物をモデルにスキャンダラスな内容を描いており、かねてから物議をかもしている。

そんな「ザ・クラウン」は現在シーズン4まで配信されており、今年11月9日にシーズン5の配信がスタートすることも発表されている。

しかし、この新シーズンに含まれている“あるエピソード”が、チャールズ国王を「中傷」しているとして、国王の友人らが声をあげているのだ。

The Daily Mailが報じたところによると、問題のシーンには、当時皇太子だったチャールズ国王が、当時の首相ジョン・メージャーにはたらきかけ、エリザベス女王を失脚させようとする描写が含まれているという。

国王の友人らはこのシーンについて、「単なる空想」だと断言。「ニセモノであり不公平、深い傷を負わせるものだ」として、視聴者にボイコットを呼びかけている。

なお、当事者の1人ジョン・メージャー元首相は、脚本の事実確認を依頼されたことはなかったと報じられている。彼は取材に対し、当時チャールズ皇太子とドラマで描かれているようなミーティングを持ったことは一度もなかったと強調したうえで、番組について「悪意あるナンセンスの塊」だと語っている。

また、ある関係者は番組について、「すべてのセリフがでっち上げられたものだ」とし、「画面にうつる1対1の会話はすべてフィクションであり、いくつかのシーンは、真実を調べることもせず、エンタメとして商業目的で創作されたもの。人々はこの作品をボイコットすべきだ」と訴えている。

tvgrooveをフォロー!