カニエ・ウェストは、別居中の妻キム・カーダシアンが、元恋人ピート・デヴィッドソンにまつわるセックスの話をしたことから、またしても反ユダヤ主義的な暴言を吐いた。
カニエ（45）の「反ユダヤ主義」ともとれるツイートの騒動は、今月に入って起こった。カニエは、自身のツイッターにて、「今夜は少し眠い。目が覚めたら、ユダヤの人々に『デス・コン3』を発しないとな」と、米軍の警戒体制強化を示す単語を用いた造語でツイートすると、「なにがおもしろいって、オレは実際のところ反ユダヤ主義にはなれないってことだ。黒人は基本的にユダヤだからな。みんなオレをおもちゃみたいに扱ってるけど、自分の意見と反する者をのけ者にしようとしているだけなんだろ」と主張していた。このツイートは最終的にツイッター側から削除され、代わりに「このツイートはツイッターのルールに違反しています」との警告文が表示された。その後、カニエのツイッターアカウントは凍結された。
しかし、彼はドリンク・チャンプスのインタビューの中で、キムがピートとの性生活について話していることがユダヤ・シオニスト（ユダヤ民族主義者）の慣習を暗示していると主張したのだ。
カニエが言及したのは、「カーダシアン家のセレブな日常」の最新エピソードでの中で、キムがピート・デイヴィッドソンと暖炉の前でセックスしたことを暴露するシーンだ。これにカニエは、「キムはキリスト教徒だ。TMZで、昨日見たばかりだが、『ピート・デヴィッドソンとキムは祖母を敬うために暖炉のそばでセックスをした』と書いてあったよ」とコメント。「ユダヤ・シオニストが、4人の黒人の子供を持つこのクリスチャン女性に、その人生をメディアでメッセージとして発信するように言っているんだ」と続けた。
キムは2021年2月にカニエとの離婚を申請。ふたりは、ノース君（9）、セイント君（6）、シカゴ君（4）、プサルム君（3）の4人の子供の両親である。
キムは昨年10月から今年の8月まで、『サタデー・ナイト・ライブ』のスター、デヴィッドソンとロマンチックな関係を持っていた。
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