人気俳優のビル・マーレイ（72）が映画『Being Mortal（原題）』の撮影現場で、「不適切な行為」をしたとして苦情が入り、撮影が中止となったが、あるハリウッド関係者はこの報道に驚かなかったようだ。
今年4月、ビルは、撮影現場で女性にちょっかいを出していたと報じられていた。最近の報道では、その当時の様子が詳しく判明した。ビルは彼よりもずっと若い女性スタッフの体にキスして、またがり始めたといい、彼女は彼の体重のせいで動けなかったと主張している。この告発者は、ビルは遊びのつもりだったと主張して彼の行動を擁護したが、関係者は「彼の行動を完全に性的なものと解釈」し、「ぞっとした」と主張した。
ビルと仕事をしたことのあるハリウッド関係者が新たにThe Postに語ったところによると「『Being Mortal（原題）』での事件についてのニュースが流れたとき、私の驚きは0％でした。唯一の驚きは、これ（報道）がもっと早く起こらなかったということです」と話した。また「ビル・マーレイはセットで（誰かと）いちゃつくと、それが行き過ぎるのです。マスクをしている人にキスをするのは行き過ぎだ。彼が誰かに触れるのを見たことはありませんが、それは女性を口説く彼の方法なんです」と続けた。また、その関係者は「女性は口説かれるために存在する」と、映画の制作現場についても言及している。
映画『Being Mortal（原題）』は、セス・ローゲンと脚本を担当したアジズ・アンサリが監督を務めていた。3月28日にすでに撮影は開始していたが、ビルへの苦情が報告されたことで調査を開始するため、映画制作は一時中断。その後、無期限停止となった。
