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ディズニー&ピクサー映画『リメンバー・ミー』、ココのモデルとなった女性が息を引き取る 享年109歳

マリア・サルード・ラミレス・カバレロさん NEWS
マリア・サルード・ラミレス・カバレロさん

映画『リメンバー・ミー』で主人公の曽祖母にあたるキャラクター「ココ」のモデルとなった女性が亡くなったことがわかった。109歳だった。

この女性の名はマリア・サルード・ラミレス・カバレロさん。10月16日(日)、メキシコ西部ミチョアカン州にある彼女が生まれ育った町、サンタ・フェ・デ・ラ・ラグナで息を引き取ったという。

報道によると、マリア・サルード・ラミレス・カバレロさんは地元では「ママ・ココ」と呼ばれ愛される存在だったという。ディズニーは公式には認めていないものの、2017年公開の映画『リメンバー・ミー』に登場する主人公の曽祖母「ココ」のモデルとなったのではないかと考えられている。

彼女の死は、ミチョアカン州のロベルト・モンロイ観光長官が16日(日)のツイートで公表。カバレロさんのことを「疲れ知らずの女性であり、人生のモデルとなる人物」と表現した。

ロベルト・モンロイ観光長官はツイートの中で、「『ママ・ココ』ことマリア・サルード・ラミレス・カバレロさんの死は非常に残念でなりません。彼女は疲れ知らずの女性であり、人生のモデルとなる存在でした。世界中から愛されるキャラクターにインスピレーションを与えた人物でもあるのです」とつづった。

TMZが報じたところによると、ディズニー側は「ココ」のモデルがカバレロさんであることを認めていないものの、彼女の家族は、ピクサーの制作チームが自宅を訪れ、しばらく一緒に暮らしていたと主張しているという。

『リメンバー・ミー』はメキシコを舞台に、「死者の日」に死者の国に迷い込んでしまったミュージシャン志望の少年の冒険を描いたアニメーション映画。「ココ」の声はアナ・オフェリア・ムルギアが演じていた。

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