ロバート・F・ケネディ・ジュニアの息子で、10代の頃にテイラー・スウィフトと交際したことで話題になった御曹司コナー・ケネディが、ロシアとウクライナの戦争にウクライナ軍の兵士として参戦していたことが明らかになった。Page Sixが伝えている。
コナー・ケネディはインスタグラムで、戦闘服を着ている後ろ姿の写真を公開。「この1年間、ウクライナで起きていることを見て、深く心を動かされた。助けたいと思った。ウクライナの国際軍団のことを聞いたとき、僕は行くことを決め、次の日には大使館に行って入隊しました」と、その動機を語った。
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コナーはそれまで匿名で戦い、一人のアメリカ人にだけ自分が戦争に行くこと、そして現地にいる一人に本名を告げ、それ以外の人々にはこのことをずっと隠していたという。
「家族や友人に心配をかけたくなかったし、現地で差別的な扱いを受けたくなかった」「軍隊の経験はなく、射撃も得意ではなかったけど、重いものを運ぶことができ、覚えも早かった。また、そこで死ぬことも望んでいた。だからすぐに東北戦線への派遣を承諾してくれたんだ」
またコナーは、ウクライナでの滞在期間を明言しない。
「ウクライナでの期間は長くはなかったけど、多くのことを見て、多くのことを感じた」「兵士であることが予想以上に好きだった。怖かった。でも人生はシンプルで、勇気を見つけ、良いことをしたときの報酬は相当なものなんだ」
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアと戦うために外国人に協力を求め、2月に国際軍団を設立した。報告によると、1週間で52カ国から2万人が登録したという。
コナーは「この戦争は、今世紀の民主主義の運命を形作るものだ」と投稿し、国際軍団に参加するよう、あるいは国境で手伝うよう、医療品を送るよう、他の人々に呼びかけている。「毎日、誰かが恒久的な平和のためにすべてを犠牲にしている。彼らは単独で行動することを要求されることはないのだ」
贅沢な生活を捨てて、塹壕(ざんごう)に入ったコナーは、仲間の兵士たちやウクライナの市民も称賛している。
「僕が出会った人々は、僕が知る限りもっとも勇敢な人々だった」「僕の仲間は、国も背景もイデオロギーも違うが、真の自由の戦士である。僕が知っている市民もそうだ。彼らの多くは、寡頭政治に対抗し、民主主義体制を目指す長い闘いの中で、すべてを失ってしまった。彼らは、これが対等な戦争ではなく、革命であることを知っているのだ」