『ドント・ウォーリー・ダーリン』の監督、そして女優で知られるオリヴィア・ワイルドが、ハリウッドで女性映画監督として働くことの難しさについて正直に語っている。
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オリヴィアといえば、女優として長く成功したキャリアを持ち、最近ではここ数年で映画監督としての地位を確立している。『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の成功に続き、彼女はスリラー映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』でも監督を務めたが、彼女とフローレンス・ピューなどの俳優との間の確執のウワサに取り囲まれた。オリヴィアは最近、監督業を「地球上で最もすばらしい仕事」と呼びながらも、ハリウッドという「女性差別の地獄絵図」で働くことを語っている。
公開前、『ドント・ウォーリー・ダーリン』を取り巻く報道は、映画の内容とはほとんど関係がなかった。その代わり、オリヴィア・ワイルドとフローレンス・ピューやハリー・スタイルズとの関係や、彼女の元恋人ジェイソン・サダイキスについての話題で持ちきりになった。
そんな中オリヴィアは先日、Elleのイベント「Women in Hollywood」に登場し、業界でマルチな存在になることについて語った。「私は女優で、プロデュースを始め、それからようやく監督を始める勇気を得ました。もしツイッターが登場すると知っていたら、どれもはじめていなかったでしょう。私はここにいて、紛れもなく地球上で最もすばらしい仕事をしていることに、本当にスリルを感じています」とコメント。
ソーシャルメディアに関するオリヴィアのコメントは、ここ数年で出現したばかりの、映画製作におけるユニークな挑戦にスポットライトを当てている。つまり、ネット上でのさまざまな憶測やコメントが、プロジェクトの宣伝や興行成績に影響を与える可能性があるということだ。
またオリヴィアはハリウッドで女性映画監督として働くことに対して「この業界を特徴づけている女性差別の地獄絵図から自分を追い出して、『おやすみなさい、がんばってね、私はガラスを食べて暮らしたいわ』と言いたくなることがあります」とも表現した。
