ラナ・デル・レイが、最新作の流出に備え対策をとっている。
10月19日(水)、歌手のラナ・デル・レイが自身のインスタグラムにてライブ配信を実施。その中で、数か月前にカリフォルニアにて強盗事件にあい、貴重品がうばわれてしまったことを告白した。
ライブ配信にて「数か月前のことよ。メルローズ・プレイス(実際にはロサンゼルスのメルローズ・アベニュー)に車を留めて、数分だけ離れたの」と切り出したラナは、「そのとき、リュックを車の中に残してしまって。誰かが窓を割って、全部持っていかれたのよ」と事件の経緯を説明した。
Lana Del Rey shares that her car was recently broken into, and her hard drives, camcorders, & computer containing her new album & new poetry book, as well as many other files, has been stolen. pic.twitter.com/JpoEO817wa
— Lana Del Rey Online (@LanaDReyOnline) October 19, 2022
ラナによると、車の中には出版大手「Simon & Schuster」社のために執筆している原稿200ページ分が入ったパソコンや、かけがえのない家族の映像が入ったビデオカメラなどが含まれていたという。
「原稿のバックアップをクラウドに残していなくて、原稿200ページ分を遠隔で削除しなければいけなかった」と語ったラナは、「それなのに、犯罪者は私の携帯電話に遠隔でアクセスし、私の曲やプライベートの写真を流出させることができるのよ。失くした原稿を心から愛し、多くの情熱を注いでいたのに」とくやしさをにじませた。
さらにラナは、盗まれたパソコンの中には、今後リリース予定のアルバムに収録される未発表曲も含まれているとしたうえで、新曲やプライベートな映像などがリークされても、決して相手にしないようにとファンに呼びかけている。
配信にてラナは、「こんなことになっちゃったけど、私はこの先も自分の楽曲に自信を持っているわ。これからも、ねばり強く最高の作品を作っていくつもり。新曲はまだ発表されることはないから、どこかで耳にしたとしても、聴かないでね」とファンたちに伝えた。