テイラー・スウィフトが、ファンたちがとなえていた「説」を否定している。
歌手のテイラー・スウィフトといえば、ジャケットや楽曲、ミュージックビデオ内にさまざまな「暗号」を忍ばせることで知られており、新しい情報が解禁されるたびに、熱心なファンたち、通称スウィフティーズが「解読」に乗り出すことも、いまや恒例のイベントとなっている。
そんな中このたび、テイラーが待望の最新アルバム「ミッドナイツ」をリリース。するとスウィフティーズは早速この中に含まれているある楽曲に注目した。
スウィフティーズは長年にわたり、テイラーには「カルマ」という幻のアルバムが存在する、という説をとなえ続けてきた。2019年にリリースされたテイラーの楽曲「ザ・マン」のミュージックビデオの中に、他のアルバムタイトルと並んでこの単語が含まれていたからだ。
そして最新アルバムに「カルマ」というタイトルの楽曲が含まれているのを知ったスウィフティーズは、この「ミッドナイツ」こそが幻のアルバム「カルマ」なのではないかとウワサし始めたのだった。
そんなスウィフティーズのウワサを、テイラー本人が間接的に否定している。
このたびSiriusXMのラジオ番組「Hits 1」のインタビューに応じたテイラーは、ファンからの「今回のアルバムに含まれている楽曲は、過去のアルバムに収録されなかったものを再録音したものなのか」という質問に対し、「『ミッドナイツ』の楽曲はすべて新作よ。過去のアルバムの残り物なんてない。アイデアとかコンセプト、過去に作ろうと思っていたものはあるかもしれないけれど、このアルバムを作るまでは手をつけなかったわ」と、過去にこのアルバムについてほのめかしたことはないと強調。「過去に作ったものには、そのときに作った理由があるの。今回のアルバムと関係があるわけではないわ」と付け加えている。