テイラー・スウィフトが、最新アルバム「ミッドナイツ」に収録されているある楽曲タイトルの意味を明かしている。
その楽曲とは、最新アルバムの11番目に収録されている「カルマ」。この楽曲のタイトルは、テイラー・スウィフトの熱狂的ファン「スウィフティーズ」の間で、お蔵入りになったアルバムのタイトルだったのではないのかとウワサになっていた。
そんな中、テイラーがアップルミュージック「New Music Daily」のインタビューに応じ、楽曲「カルマ」に込められた意味を語った。
【音源】Taylor Swift – Karma (Official Lyric Video)
なお「カルマ(業)」とは、サンスクリット語で「過去の行為は、良いものであれ悪いものであれ、いずれ必ず自分に返ってくる」という宗教的信念を指す。
インタビューの中で「『ミッドナイツ』のテーマの一つは、夜中に抱く感情なの。夜おそくまで起きていると、自分に対する嫌悪感がマックスになって、ポジティブになったりネガティブになったり、脳みそがグルグルするでしょ。その中で、本当の自分というものを感じることができるの」と、アルバムタイトルに込めた思いを語ったテイラーは、「中でも『カルマ』は、正しいことをした結果として、自分の人生が本当に誇れるもので、幸せなものだと思える感情をもとに作った曲なの。私たちには、そういうふうに考えられる瞬間が必要だわ。いつもいつも、自分のことを責めてばかりではいられないもの。『カルマ』って、私のボーイフレンドと同じくらい大切なものって考えられる瞬間を、大事にしないといけないと思うのよ」と付け加えた。
「カルマ」の歌詞の一部は以下のとおり
‘Cause karma is my boyfriend
カルマはボーイフレンド
Karma is a god
カルマは神様
Karma is the breeze in my hair on the weekend
カルマは週末に髪にかかるそよ風
Karma’s a relaxing thought
カルマはリラックスする気持ち
Aren’t you envious that for you it’s not?
あなたはうらやましくないの?
Sweet like honey, karma is a cat
ハチミツのように甘い、カルマは猫
Purring in my lap ‘cause it loves me
私のことが大好きって、ヒザの上でなくの
Flexing like a goddamn acrobat
大胆なアクロバットみたいにクネクネして
Me and karma vibe like that
私とカルマはそんなふうに共鳴するの