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ゼブラヘッド、元メンバー突然の脱退騒動に呆然! 連絡はメール1つだけだった…!? コロナ禍やグループ存続の危機を乗り越え、絆が一層深くなった彼らに直撃インタビュー! 今回も日本愛が大爆発[動画あり]

ゼブラヘッド INTERVIEWS
ゼブラヘッド

これまでの来日回数はなんと30回以上。”日本がマジで大好き”なアメリカのパンク・ロック・バンド「ゼブラヘッド」が2022年10月、コロナ禍を乗り越え、約3年ぶりの来日を果たした。

ゼブラヘッドは1996年、アメリカ西海岸オレンジ・カウンティで結成。ドラムのエド・ウドハス、ベースのベン・オズモンドソン、ギターのダン・パーマー、ラッパーのアリ・タバタビィ、そして2021年より新しくボーカルとして加入したエイドリアン・エストレラの5人からなるパンク・ロック・バンドだ。

通算9枚のスタジオ・アルバムをリリースし、4thアルバムはオリコン洋楽チャート1位を記録。音楽フェス「サマーソニック」では8回の出演を記録し、海外アーティストとして最多出演の記録を誇っている。

また日本が大好きであることを公表しており、2015年には日本のロックバンド「MAN WITH A MISSION」とのコラボ楽曲「Out of Control」を日本限定リリース。さらに2019年にはガールズ・グループ「E-girls」の楽曲「Follow Me」をカバーし、日本語の歌詞にも挑戦し話題を呼んだ。

2020年には日本ツアーを予定していたが、新型コロナウィルス蔓延のため延期が決定。そしてコロナ真っ最中の2021年には旧ボーカリストのマッティ・ルイスが電撃脱退を発表し、ファンのみならずメンバーにも衝撃を与えた。

多くの困難に直面してきたゼブラヘッドだが、今回シンガーにエイドリアンを迎え、新体制となり見事にカムバック来日を果たした。今回実現したtvgrooveとのインタビューで、久々となった来日の感想や元ボーカル、マッティの脱退、10月19日にリリースした日本限定アルバム「一期一会」へ込めた特別な思いなどたっぷりと語ってもらった。

ゼブラヘッド - 終始テンションの高いメンバー

終始テンションの高いメンバー

大好きな日本にやっと帰ってこれた!

Q. パンデミック後、初の来日ですね!コロナという大変な期間を乗り越えて、久々の日本はいかがですか?

アリ:日本のファンとは一緒に育ってきたようなものだから、再会できてとてもエモーショナルになったよ。一時はもう会えないかなとまで思ったからね。

ダン:今回はスマホとかをいじるのもやめて、日本の建物とか街並みをじっくり楽しんでるよ。パンデミックのせいでもう二度と日本のこれないかもと思ったから、今まで以上にありがたみを感じてるし、この瞬間を大事にしようと思ってる。

他のメンバー:いままでのダンの発言で一番まじめだな(笑)。

 

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Q. エイドリアンさんはゼブラヘッドに加入して、また自身としても初めての来日ですね。印象はどうですか?

エイドリアン:昔から日本に来てみたかったんだ。ごはんも建物も新鮮で最高だよ。昨日、寿司を食べに行ったんだけどおいしすぎて泣きそうになった。ほかのメンバーが日本に超詳しいから、パーソナルツアーガイドがいるみたいな感じで、すごく楽しめるよ。あとは日本でプレイするのが待ちきれないね。

Q. 昨晩、大好きな手羽先レストラン「世界の山ちゃん」にまた行っていましたね。なんとコラボする計画があると聞きましたが、どんな内容ですか?

エド:(コラボTシャツを見せながら)クールな山ちゃん風イラストを描いてもらったんだ。みんなそれぞれ自分の名前が書いてあるんだ。

ベン:今までで一番うれしいコラボだね(笑)。

「山ちゃん」とのコラボTシャツ

「山ちゃん」とのコラボTシャツ

 

Q. 渋谷のタワーレコードでCDサインイベントもしてましたね。どうでしたか?

アリ:長年ファンでいてくれる人たちと再会できて、感無量だったよ。

エド:僕らをバック・ストリート・ボーイズとまちがえて列に並ぶ人もいてさ~(笑)。まちがいは正さなかったけど(笑)。

アリ:僕がダンスしてあげればよかったかなぁ。

 

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元ボーカル、マッティの脱退は突然に・・

Q. 2021年、前ボーカルのマッティ・ルイスが脱退しました。突然のことにファンもおどろきました。最初にマッティが抜けると聞いた時はみなさんどんな気持ちでしたか?

ベン:僕たちもファンと同じように驚いたしショックだった。悲しかったよ。コロナで活動が制限されてフラストレーションがたまっているときに、ダブルでショックだったね。

―やめることは事前に聞いていなかったのですか?

ベン:聞いていなかったんだ。突然だったね。

Q. 楽曲「Lay Me To Rest」のMVの冒頭に、「え、彼がメール一通でバンドを辞めたって!?」というやりとりが出てきますが、マッティがメールひとつで脱退したというのは本当ですか?

ダン:その通りだよ。ビデオにも出てるぐらいだからね。別にオフレコにしなくていいよ(笑)。

【動画】「Lay Me To Rest」

Q. マッティが辞め、バンド自体を休止しようという話も出たりしましたか?

ベン:それはなかったな。すぐに残ったメンバーで電話で話し合ったんだけど、全員一致で「これ(音楽)が僕たちのやりたいこと。まだやることがある」って意見だった。だからバンドを休止することは頭になくて、新しいシンガーを探すことに集中したね。

エイドリアン加入時、待ち合わせはあのセクシーな場所

Q. そしてエイドリアンさんが新しくボーカリストとして加入しましたね!どのような経緯で参加することに?

エイドリアン:ダンとフーターズ*で飲んでたんだ(笑)。ショットを何杯か飲んで、酔ったところでダンが僕に「君がゼブラヘッドの新しいボーカルだ」って急に言ってきたんだ。
(*「フーターズ」とは、女性店員がタンクトップにホットパンツというセクシーな制服を着ていることで有名なレストラン。「女性の胸」の意味もある。)

ダン:あれはいい方法だっただろ?

―ダンさんの戦略だったんですね!

ダン:エイドリアンとは長年友達だったんだ。すごい才能あるやつがいて、気も合うし、よく飲むし、こいつしかいないと思ったんだ。

エイドリアン:僕が加入してすぐにスタジオに入って、数時間で曲が出来上がった。音楽的にもすごく合うからだと思う。

ゼブラヘッド - ダン(左)、エイドリアン(右)

ダン(左)、エイドリアン(右)

 

Q. ゼブラヘッドのボーカルになってくれと言われた時はどんな気持ちでしたか?

エイドリアン:もう最高だよ。幼いころからずっと音楽をやってきて、ゼブラヘッドの音楽を聴いて育ってきたから、メンバーになれるなんて夢のようだった。たくさんの曲を覚えないといけないんだけど、すでに知っている曲も多かったから、そこまで難しいことではなかったよ。

【動画】新ボーカル エイドリアン紹介動画

日本限定アルバム「一期一会」に込められた意味とは

 

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Q. そんなエイドリアンさんを新ボーカルに迎え、10月19日に日本限定アルバム「一期一会」をリリースしましたね!日本のみの発売ということですが、このリリースにはどのような特別な意味があるのでしょうか。

アリ:前回の日本ツアーを(新型コロナのため)一部キャンセルしなければいけなかったから、ファンへの埋め合わせの気持ちを込めたんだ。日本は今もCD文化のある、数少ない国でしょ。ブックレットについている歌詞やアートをしっかりと見てくれる、というのもあって、日本限定でCDを発売しようと思ったんだ。

―ではこの作品は日本のファンへのギフトのようなものですね?

ベン:そう思ってもらえるとうれしいな。

Q. 「III」と「一期一会」の多くの楽曲はコロナ禍の苦しみを歌っているように感じました。みなさんはコロナ禍で一番何が大変でしたか?

エド:このアルバムはまさにコロナ禍での苦しみを表現しているよ。やっぱり外に出てプレイできないのが一番つらかったな。

ベン:すごく奇妙な体験だったね。スーパーマーケットに行っても誰もいなかったり、カートで通路がブロックされて入れないようになっていたし・・・。まるでアポカリプス映画のようだった。

ダン:やっぱりショーができないのがつらかった。もうあの大好きな日本に二度といけないんじゃないか、あの美しいパリにも行くことができないんじゃないかって思って怖かったよ。

―お酒大好きなエドさんは隔離中もいっぱい飲んでたんですか?

エド:もちろんめちゃめちゃ飲んでたよ!今も飲んでるけど、今より飲んでた(笑)。「インターネットドットコム」によると、ウィスキーはコロナに効くらしいよ(笑)。

エイドリアン:大変だったけど、僕はゼブラヘッドの新しいシンガーとして十分な時間がとれたから、その点についてはよかったね。

アリ:家族のことがとてつもなく心配だった。このパンデミックで一番怖かったのは、うつが広がったことだと思う。家族を失くした人も多いし、自分も同じような体験をしたからね。

―でもこうやって戻ってきてくれましたね!

全員:そうだよ!みんなサバイバーだよ!

Q. アルバムの中で特に個人的に「A Long Way Down」が好きで、MVも素晴らしいと思いました。これはパンデミック後初のライブの様子がおさめられたMVですが、ロンドンでそのライブをしたときの気持ちはいかがでしたか?

ベン:MVになるなんて知らずにパフォーマンスしたんだ。ただエキサイトしてやりきっただけなんだけど、後で編集されたMVを見て、自分はエモーショナルな人物ではないけど、すごく感傷的になった。

エイドリアン:ゼブラヘッドの新しいシンガーとしてはじめてパフォーマンスしたんだけど、最高だった。僕は新しいメンバーなのに、観客が一緒に歌ってくれて感動したよ。

【動画】「A Long Way Down」

 

Q. 昨年、MAN WITH A MISSIONのフィルムツアーにもロサンゼルスからオンラインで出演しましたね。そのライブ音源が「一期一会」にも収録されていますが、再度MAN WITH A MISSIONとコラボ、しかもオンラインでというのはどういう感じでしたか?

ベン:オンラインで共演するのはとても簡単でやりやすかったね。一つだけ違ったのは、彼らと共演するときはいつも飲みに行くんだけど、今回はそれができなかったこと。ちょっと寂しかったな。

―彼らの顔を知っているなんて不思議ですね。

エド:顔って何のこと?彼らはいつもオオカミなんだよ(笑)!

ファンへのメッセージ

Q. TVGrooveの読者へメッセージをお願いいたします。

ベン:長い間、今でも僕たちの音楽についてきてくれて本当にありがとう!とても光栄です。アリガトウゴザイマス!

アリ:また日本に戻ってくれてうれしいし、3年間あっていない友人やファンに会えて、またショーができるのがうれしいよ!

ゼブラヘッド

【動画】ゼブラヘッドから日本のファンへ感謝感激のメッセージ

(インタビュー以上)


 

リリース情報

ゼブラヘッド (Zebrahead) 『一期一会 -ジャパン・スペシャル・エディション』(来日記念盤) 『Ichi-go Ichi-e -Japan Special Edition』(来日記念盤)

発売日:10/19発売
形態:1CD、デジタル配信
収録曲:CD全13曲、デジタル配信全12曲
価格:CD税込2,200円

CD全13曲:https://avex.lnk.to/Zebrahead_Ichigo_Ichie1019
デジタル配信全12曲:https://avex.lnk.to/ZH_Ichi-go-Ichi-e_d_JP

<収録予定:全13曲>
1. Lay Me To Rest
2. A Long Way Down
3. Homesick for Hope
4. Out of Time
5. Russian Roulette is for Lovers?
6. No Tomorrow (NEW SINGLE)
7. In A Crowd Alone (NEW SINGLE)
8. Out of Control with Zebrahead
(Live from MAN WITH A MISSION presents “INTO THE DEEP” LIVE HOUSE VIEWING TOUR 2021) *CD Only
【Thank You Japan Tracks】
9. Lay Me To Rest (Instrumental)
10. A Long Way Down (Instrumental)
11. Homesick for Hope (Instrumental)
12. Out of Time (Instrumental)
13. Russian Roulette is for Lovers? (Instrumental)

<先行配信リリース>
*デジタルシングル
“No Tomorrow” (ノー・トゥモロー)
https://avex.lnk.to/ZH_NoTomorrow

タイトルは日本ツアーに連動し「一期一会」(Ichi-go Ichi-e)来日記念盤。ジャケットも日本限定のアートワークに!

来日記念盤CDには2021年末にリリースされた新ヴォーカル、エイドリアンによる 新体制第3章25周年記念のデジタルEP「III」に収録された5曲のリマスタリング音源。そして、新たにレコーディングされた新曲2曲とデジタルEP「III」の インストゥルメンタル・ヴァージョンがボーナス・トラックとして収録。

さらに、日本のファンには嬉しい収録曲として、2021年コロナ禍、親交のある MAN WITHA MISSIONが発案したライブハウス支援にも繋がるフィルムツアー 「“INTO THE DEEP”LIVE HOUSE VIEWING TOUR 2021」の趣旨に賛同し、 第3章ゼブラヘッド初の日本お披露目ライブとして、ロサンゼルスから リモートコラボレーション出演した際のライブパフォーマンス音源 「Out of Control with Zebrahead」(Live from MAN WITH A MISSION presents “INTO THE DEEP” LIVE HOUSE VIEWING TOUR 2021)がCDのみに初収録。いずれも日本盤CD初収録で構成されたスペシャルな来日記念盤。

2020年、2021年と延期となった日本ツアーがゼブラヘッドの気持ちを込めた 「Ichi-go Ichi-e Tour」(一期一会)として、ついに2022年にツアーが実現するが、 残念ながら、熊本、福岡、広島、宮城、札幌各公演が中止となってしまったり、 日程変更に伴い来場できないファンに向けて、「今回、会えなくなったみんなにも笑顔になってもらいたいから」との趣旨で 企画されたのが「Ichi-go Ichi-e (一期一会)」来日記念盤。

25周年記念デジタルEP「III」(スリー)
https://avex.lnk.to/ZH_EP3
※配信中

<25周年第3章第1弾デジタルシングル>
「レイ・ミー・トゥ・レスト」(Lay Me To Rest)
https://avex.lnk.to/ZH_LayMeToRest

<25周年第3章第2弾デジタルシングル>
「ア・ロング・ウェイ・ダウン」(A Long Way Down)
https://avex.lnk.to/ZH_ALongWayDown

<25周年第3章第3弾デジタルシングル>
「アウト・オブ・タイム」(Out of Time)
https://avex.lnk.to/ZH_OutofTime

「ブレイン・インベーダー ~デラックス・エディション」(配信限定)
https://avex.lnk.to/ZH0809

ZEBRAHEAD / BRAIN INVADERS -DELUXE EDITION- DIGEST

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