カニエ・ウェストが最近行った、反ユダヤ主義的な暴言。これがきっかけで、数々の企業が彼との関係を絶っているが、ネットフリックスは、彼のドキュメンタリー「Jeen-Yuhs」を削除することはないだろうと述べた。
TMZによると、ネットフリックスはカニエとビジネスを行っておらず、この作品には反ユダヤ的な暴言は含まれていないため、3部構成のドキュメンタリーを公開し続けることにしたという。
今年初めに公開された 「Jeen-Yuhs」は、カニエの私生活とそのキャリアにスポットを当てたものだった。
バレンシアガ、ヴォーグ、そして彼の弁護士団などの多くが彼との関係を解消したため、セレブリティたちはアディダスにもこの同じようにするように呼びかけていた。
10年近くカニエのブランドYeezyを製造・販売してきたアディダスは、カニエとのパートナーシップを「検討中」としたが、今回新たに声明を発表し、「アディダスは反ユダヤ主義やその他のあらゆる種類のヘイトスピーチを許さない」としてパートナーシップ終了を正式に発表。「Ye(カニエ・ウェストの本名)の最近のコメントと行動は、受け入れがたい、憎しみに満ちた危険なものであり、多様性と包括性、相互尊重と公正という会社の価値観に違反しています」とつづけた。
カニエはユダヤ人に「デスコン3」をかけると宣言し、インスタグラムとツイッターから追放され、炎上していた。
その後、ディディとのメールのスクリーンショットを投稿し、自分を黙らせた「ユダヤ系メディア」をバッシング。カニエの1ヶ月に及ぶソーシャルメディア上での暴言は、パリのファッションウィーク中に、彼がランウェイショーで「White Lives Matter」のTシャツを着たことから始まっている。
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