人気俳優のザック・エフロン(35)が、現地時間10月24日月曜日にルイジアナで行われた新作映画『The Iron Claw(原題)』の撮影現場で、パパラッチされた。
ザックは本作で、レスラーのケビン・フォン・エリックを演じる。役作りのために極度に鍛え上げられた体格と日焼けした肌で、見違えるような姿になった。ザックは、撮影の合間、タオル一枚でセットを歩き回っていた。
EXC: Zac Efron looks UNRECOGNIZABLE as he debuts extremely beefed-up physique for The Iron Claw https://t.co/dglKVBw1LM
— Daily Mail US (@DailyMail) October 25, 2022
本作は、1960年代の全盛期にスポーツに大きな影響を与えるエンパイアを築いたフォン・エリック一族を題材にしたドラマで、何度も襲う悲劇が描かれている。
フリッツ・フォン・エリック、本名ジャック・アドキソンは、50年代から60年代にかけて、プロレス界でナチスを演じてキャリアをスタートさせた。その後、ワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリングのプロモーターとして成功を収めた。
悲劇的なことに、フリッツの6人の息子のうち5人は若くして亡くなり、フリッツが1997年に68歳で亡くなった時には、ケビンが唯一の生存していた子供であった。
長男のジャック・バートン・アドキソン・ジュニアは、1959年、水たまりで溺れて6歳で死亡した。三男のデビッドは、1984年2月10日、全日本プロレス遠征中に鎮痛剤の過剰摂取の疑いで25歳の若さで死去。後に遺族は、急性腸炎による腸の破裂が死因であると主張するようになる。四男のケリーは、オートバイ事故で右足を切断してから7年後の1993年、33歳で自殺した。 五男のマイクは1987年に23歳で自殺し、六男のクリスは1991年に21歳で自殺した。
現在65歳のケビン・フォン・エリッチは、父フリッツのワールドクラス・チャンピオンシップ・レスリング・プロモーションへの出演で最もよく知られている。WCWA世界ヘビー級選手権を保持していたこともあり、世界チャンピオンにもなったことがある。
このドラマは、脚本も手がけたショーン・ダーキン(40)が監督を務める。