社会現象ともなった1985年のSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。主人公マーティを演じた俳優のマイケル・J・フォックスが、同作のリブート版がありえるかなどについて語った。
マイケル・J・フォックスはET誌の単独インタビューに登場。そこで彼は「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに新しい時代を感じる。もしこの映画をもう一度やるなら、マーティは女の子でやるべきじゃないかって考えもあるんだ」と、今後の可能性、さらに主人公の性別が変わるべきだと話した。
「この映画にはあらゆるレベルで人々の心をつかむ何かがある。また戻ってくるような気がするよ」と話したマイケル。さらに「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の最も素晴らしいところは、僕とは関係ないところで、この作品自体に人生があることなんだ」と彼は付け加え「人々はこの映画をただ好きで覚えているだけでなく、祝い、受け入れ、私の顔のタトゥーを足に入れたりする」と笑いを交え語った。
彼は続けて「僕はそれが大好きで、最近になってようやくある意味受け入れることができるようになった。以前は拒否していたわけでも、誇りに思っていなかったわけでもないけど、人々がどれだけそれに共感しているか、どれだけそれが彼らにとって意味があるのかを最近完全に理解できていなかった」と明かした。
また先日、同映画でドク役を演じたクリストファー・ロイドとコミコンにて再会を果たしたマイケル。彼はこのことについて「クリストファーは最高な人物だ。僕が一緒に仕事をする中で、おもしろくて賢い俳優だと思っていたけど、それが兄のような存在になり、父のような存在になり、今では予想もしなかったような存在になってる。ファンは僕たちが一緒にいるところを見るのが好きだし。コミコンでクリストファーを見たとき、ただ彼に会えてうれしくて腕をまわしたんだ」と、喜びを語った。