「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンの娘、シモーネ・ジョンソンが、かつて父が活躍したプロレス番組「WWE」にて歴史的デビューを果たした。
ET誌によるとシモーネ・ジョンソンはステージネームを「エイヴァ・レイン」と名乗り、10月25日に放送されたWWEに出演。この回は次世代のスターにフォーカスしたエピソードであり、各プロレスチームの新メンバーが発表されていくというものであった。
次々に新たなメンバーが紹介されていき、ついにエイヴァ・レインの番に。スマイルマークが描かれた黄色いマスクに赤いパーカーを着て最初は顔を隠していたエイヴァだが、彼女が顔を見せると会場は衝撃と喜びの歓声につつまれた。皆が見守る中、彼女は自分のチーム「Schism」に忠誠をちかった。
エイヴァは「Schismは、私に関する先入観を再度定義する機会をくれた。このチームは私を完成させてくれる」とコメントをした。
【動画】エイヴァ・レインの登場(2:20~)
エイヴァことシモーネは、じつはジョンソン家の歴史の中で4世代目のWWEレスラーとなる。彼女の父は「ザ・ロック」として活躍した、言わずと知れたドウェイン・ジョンソン。ドウェインの父も黒人プロレスラーであり、“ソウルマン”ロッキー・ジョンソン。そしてドウェインの母型の父親はハワイマットの重鎮で伝説のサモア人レスラー、“ハイ・チーフ”ピーター・メイビアだ。代々プロレスラー家系に生まれたシモーネだが、今回見事4世代目としてデビューを果たし、4世代での出演はWWE史上初となった。
シモーネのキャリアは、公式には2020年に開始した。しかしデビュー前にヒザをケガしたことにより回復手術を受けなければならず、そのためデビューが今年に先送りとなっていた。
ドウェイン・ジョンソンは娘のデビューについて「彼女は4世代目なんだ。歴史を作った。彼女をとても誇りに思うよ」と、よろこびのコメントをしている。