俳優のヘンリー・カヴィルは、ジェームズ・ボンド役にほぼ決定していたことを明かし、「007」のオーディションが彼とダニエル・クレイグだけに絞られたことを振り返った。
昨年、映画ファンは5つの傑出した作品に出演してきたダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドに別れを告げた。2006年の『007/カジノ・ロワイヤル』でのデビュー以来、クレイグはすぐに多くのファンに愛されるボンドになったが、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が彼の最後となった。
最近では、誰がクレイグの後を継ぐのか、ウワサに基づく憶測が飛び交っている。クレイグの退任後、ボンドのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリは、次期ボンド探しの現状について率直に語っているが、当然のことながら、詳細はほとんど明らかにされていない。ファンの間では、イドリス・エルバ、トム・ハーディ、そしてDCEUのスーパーマン、カヴィルなどが次期ジェームズ・ボンドではないかというウワサが飛び交っている。
先日、Happy Sad Confusedのポッドキャストに出演したカヴィルは、ボンド役のオーディションの経験について口を開き、最終的に自分とクレイグに絞られたことを明かした。カヴィルは、クレイグのキャスティングは「素晴らしい選択」だったと話すも、当時はこのような役を引き受ける「準備ができていなかったかもしれない」と続けた。
「彼らはぼくが(役に)近いと言いっていたんだ。最終的には、これはぼくが聞いたことでだけど、ぼくとダニエル(・クレイグ)の2人に絞られ、ぼくは若い方の選択肢になったと言われたんだ。彼らはダニエルを選び、ぼくはダニエルを選んだことは素晴らしい選択だったと思う。ぼくは当時、まだ準備ができていなかったのかもしれないし、ダニエルは過去作で素晴らしい仕事をしてくれたと思うので、彼らがその選択をしてくれたことに満足している。当時は楽しい冒険だったし、間違いなくぼくのキャリアに弾みをつけてくれた。それが重要な要素だったんだ」とカヴィルは話した。
最近、カヴィルはDCユニバースでスーパーマンとして正式に復帰することが確認されており、今後の彼の活躍も見逃せない。