ネットフリックスで話題となっているドラマ「ダーマー モンスター：ジェフリー・ダーマーの物語（原題：Dahmer – Monster: The Jeffrey Dahmer Story）」。
本作で、ジェフリー・ダーマー役を務めたエヴァン・ピーターズは、この役に挑むことに「恐怖」を感じていたそうだ。
Varietyによると、エヴァンは先日のインタビューで「やるべきかやらないべきか、本当に行ったり来たりしたんだ。とてつもなくダークで、とてつもなくチャレンジングな作品になることは分かっていた」コメント。脚本が送られてきたとき、彼は、人間の行動の極端な側面の心理に飛び込むために、1994年の「Dateline」でのダーマーのインタビューを見たのだそうだ。
4ヶ月の準備期間と6ヶ月の撮影期間中、エヴァンはダーマーの身体性を把握するために、腕に鉛の重りをつけ、靴にリフターをつけ、「基本的に、困難ではあったが、何ヶ月もこのキャラクターになりきった」とショーランナーのライアン・マーフィーがエヴァンの役作りについて語った。
ダーマーについてエヴァンは「彼はとても背筋が伸びている。歩くときに腕を動かさないから、腕に重りをつけて、どんな感じなのか確かめたんだ。彼のジーンズ、眼鏡、そして常にタバコを手にしていたんだ」と説明する。「撮影中は、こうした外見的なことが自然にできるようにしたかったから、たくさんの映像を見たり、方言指導の先生と一緒に彼の声を聞き出したりした。彼の話し方はとても独特で、方言がある。そこで、45分間の音声合成を作成したんだけど、これがとても役に立った。それを毎日聞いて、彼の話し方を学ぼうとしたんだけど、本当に、撮影の毎日、彼の考え方に入り込み、それを理解しようとした。プライベートな時間、彼が自意識過剰に見えない時間を探し、インタビューや刑務所に入る前の彼の行動を垣間見ることができるよう、徹底的な調査を行ったんだ」と続けた。
そんなエヴァンの努力が詰まった同ドラマ、Rotten Tomatoesで84％の視聴率を獲得しているが、犯人の被害者の家族数人を含め、多くの人々がこのシリーズに対して声を上げている。
