マシュー・ペリーが、「ただの友達ではいられない」と思わず告白してしまった共演者を明かしている。
俳優マシュー・ペリーといえば、1994年から2004年まで放送されていた大人気コメディドラマ「フレンズ」で主要キャラクターの1人チャンドラーを演じていたことで知られている。
「フレンズ」はニューヨーク・マンハッタンを舞台に男女6人がおりなす人間模様をユーモアたっぷりに描き世界中で愛された作品で、マシューのほかにコートニー・コックスやジェニファー・アニストン、リサ・クドローといった女優陣、そしてデヴィッド・シュワイマーやマット・ルブランクといった俳優が出演した。
そしてこのたび、回顧録「Friends, Lovers and the Big Terrible Thing」を発売したマシューは、その中で、「フレンズ」の撮影開始前に、共演者の1人に交際を申し込んでいたことを告白したのだ。
マシューがデートに誘ったのは、「フレンズ」でレイチェル役を演じていたジェニファー・アニストン。2人は「フレンズ」出演が決まる数年前に初めて会ったという。
著書の中で、「初めて会った瞬間に、彼女のとりこになった」と明かしたマシューは、ジェニファー・アニストンとはすぐに意気投合したとつづった。
しかしその後、2人の関係は複雑なものになっていく。
「いま思えば、このときぼくは彼女に対して、『ぼくが恋愛的な感情を抱いている』とアピールしたかったんだろう。そんなこと失敗するに決まっているのに、彼女をデートにさそった」と振り返ったマシューは、「彼女には断られたよ。デートに行くというハードルはとても高かった。彼女は『ぼくと友達になりたい』って言ってくれてね。でもぼくは思わず、『友達になんてなれないよ!』と答えてしまったんだ」と続けた。
そして数年後、皮肉なことに2人はドラマ「フレンズ」で共演することになる。
マシューによると、共演が決まってもしばらくはジェニファーに対する恋心を抱いていたそうだ。しかし番組が始まって4年ほど経ち、ジェニファーがブラッド・ピットと交際を始めるころには乗り越えられていたと明かしている。