ネットフリックスで話題となっているドラマ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語(原題:Dahmer – Monster: The Jeffrey Dahmer Story)」。連続殺人鬼ジェフリー・ダーマーを描いた本作が注目を浴び、ハロウィンに彼の仮装をしようと思いついた人もいたのではないだろうか。
そんな中、アメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキーにある2つのLGBTQバーが、ハロウィンの週末にジェフリー・ダーマーのコスチュームを着た客の入店を禁止した。WISN 12 Newsが報じた。
ミルウォーキーはジェフリー・ダーマーが住んでいた場所で、彼はミルウォーキーのゲイバーに通っていた。ネットフリックスのドラマシリーズにより、ジェフリー・ダーマーは、再び脚光を浴びる中、LGBTQバーの「This Is It!」「D.IX」が声明で、ミルウォーキー出身の連続殺人犯の衣装は、あまりにも身近な存在になりすぎると指摘し、敷地内での着用を禁止すると述べた。
「ミルウォーキーの怪物」とも呼ばれたダーマーは、1978年から1991年にかけて17人の若者を殺害し、バラバラに遺体を解体。 この連続殺人犯は、ミルウォーキーにある行きつけのゲイバーで、被害者を何人かナンパしていた。
ジェフリーは「This is It!」の客ではなかったにもかかわらず、ネットフリックスシリーズが放映されて以来、バーには電話が殺到しているようで、同店はWISN 12に対し、その理由は、「ミルウォーキーで、そして中西部で最も古いLGBTQ+バーだからだ」と述べている。
1994年に亡くなったジェフリー・ダーマーは、先月公開されたネットフリックスの物議を醸す大人気シリーズにより、新しい世代に知られるようになった。TikTokでは、ジェフリーを真似したTikTokerが大炎上するなどしている。