人気ドラマ「glee/グリー」にて、生徒に愛される先生ウィル・シュースター(通称シュー先生)は、元々薬物中毒の設定であったことが明らかとなった。
「glee」にてティナ役を演じたジェナ・アウシュコウィッツと、アーティ役を演じたケヴィン・マクヘイルは2人のポッドキャスト番組「And That’s What You REALLY Missed」のリニューアル後初のエピソードを配信。そこでは同作のクリエイターであるライアン・マーフィーがゲストで出演した。
ライアン・マーフィーが番組開始前、友人であり脚本家のイアン・ブレナンから脚本を受け取った際、子供たちを導く先生のウィル・シュースター(演:マシュー・モリソン)は“お手本”とはいいがたいキャラクターであったという。ライアンによると「シュー先生は、僕が思うに、クリスタル・メスの中毒だった」という。クリスタル・メスとは、強い興奮作用のあるドラッグだ。
しかし脚本を読んで「よし、これだ」と思ったというライアン。彼は「高校生の子供たちの話だからいいと思った。でももっと楽観的な要素を入れようと思ったんだ」と、シュー先生がドラッグ中毒である設定を変えることにしたという。
その後、ライアンとイアン・ブレナンは協力し、2009年に放送された第一話を完成させた。しかしここでのシュー先生は、マシュー・モリソンが演じる前提ではなく別の俳優を想定していたという。
「あのパイロット版(第一話)は、ジャスティン・ティンバーレイクがシュー先生を演じるという想定で書かれた。ジャスティンのために書かれた脚本だった」と、歌手のジャスティン・ティンバーレイクの名前を出した。確かにマシューとジャスティン、雰囲気は似ているところがあるかもしれない。
ジャスティン・ティンバーレイク
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今回のポッドキャスト番組のエピソードは、このライアンのビックリ発言で終了。次回エピソードは11月7日に配信されるとのことで、ファンは続きを楽しみにしている。