『ブラックパンサー3』のアイデアが、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の公開に先立ち、すでに議論されているという。
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マーベル・スタジオのプロデューサー、ネイト・ムーアが『ブラックパンサー3』のアイデアがすでに話し合われていることを認めた。2018年の『ブラックパンサー』は、、チャドウィック・ボーズマン演じる主人公のティ・チャラが父の死後、王座を継ぐためにワカンダに戻るが、従兄弟のエリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)に挑まれることになるストーリー。文化的な意義に加え、『ブラックパンサー』は興行収入10億ドルを超え、スーパーヒーロー映画として初めてアカデミー賞の作品賞にノミネートされた。
しかし、2020年8月、チャドウィックが大腸がんの闘病生活を経て他界し、その悲報は世界中に大きな衝撃を与えた。そのため、ライアン・クーグラー監督と共同脚本のジョー・ロバート・コールは、続編を作り直し、シュリ(レティシア・ライト)、ナキア(ルピタ・ニョンゴ)、オコエ(ダナイ・グリラ)、ラモンダ(アンジェラ・バセット)といったワカンダの女性たちに焦点を移した。
[PR]続編の公開まであと2週間となった今、『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』のプロデューサーの一人ネイト・ムーアが、第3弾の可能性に言及した。Colliderとのインタビューでムーアは、『ブラックパンサー3』について聞かれ、アイデアはすでに議論されているが、最終決定を下す前に観客が『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』をどう受け止めるかを待っていると明かした。
「正直なところ、これは質問に答えないようにしようと思っているわけではありません。観客がこの映画をどう受け止めるか、ライアンも私たちが決定する前にこの映画がどう上映されるかにとても興味があると思います。もし3作目を作ることになれば、どのような作品になるかというアイデアが浮かんでいるのは確かです」とコメントした。
エンターテインメント史に名を刻むこととなった『ブラックパンサー』からつながる物語『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は、11月11日(金)に日米同時公開となる。