ヘンリー王子は、回顧録の執筆にあたり、元カノたちにも声をかけていたようだ。
大手出版社ペンギン・ランダム・ハウスから来年発売されるヘンリー王子の回顧録「Spare」。この執筆にあたり、ヘンリー王子がイギリスに住む友人や元カノたちに連絡をとり、過去の人間関係やロイヤルとしての生活、王子の人柄について振り返るよう求めたと報じられている。
The Sun紙によると、友人や元カノらは一旦「考えておく」と返事をしたそうだが、最終的にはほとんどが「NO」だったという。
ヘンリー王子といえば、これまで親しい人たちに対し、自分のプライベートについて口外しないよう強く求めていたとされており、今回の本人からの要求には友人らもとまどいを見せていたようだ。
記事には、「ヘンリー王子は、友人らがメディアにもらしたことを察するとすぐに批判するくせに、自分にとって必要となると助けを求めてくる。なんて皮肉なことだ」とつづられていた。
なおこの記事では、具体的にだれがヘンリー王子からの連絡を受けたのかまでは言及していない。
ペンギン・ランダム・ハウスは今回の回顧録「Spare」について、「画期的な出版物」と表現。さらに「洞察、啓示、自己検証、そして悲しみを乗り越えるための永遠の愛が持つ力。それらについて、彼が苦労して得た知恵に満ちている」と紹介している。
また内容としてはかなり「生々しい」ものになるとも記されており、イギリス王室側は神経質になっているようだ。
「Spare」は当初今年11月のホリデーシーズンに合わせて発売が予定されていたが、9月にヘンリー王子の祖母エリザベス女王が亡くなったことにより、内容が加筆訂正されたため、延期となっていた。
先日、来年1月10日に発売されることが発表されたが、中にはエリザベス女王の葬儀でのエピソードも含まれているのではないかと一部で報じられている。