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『ブラックパンサー』故チャドウィック・ボーズマンは、晩年をどう過ごしていた・・? チャドウィックの妻が彼の死後はじめてインタビューに登場、最期の日々を語る

チャドウィック・ボーズマンとシモーネ・レッドワード・ボーズマン photo : Dave Allocca/StarPix/Shutterstock FILMS/TV SERIES
チャドウィック・ボーズマンとシモーネ・レッドワード・ボーズマン photo : Dave Allocca/StarPix/Shutterstock

MCU映画『ブラックパンサー』『マ・レイニーのブラックボトム』などへの出演で知られ、2020年にがんで亡くなった俳優のチャドウィック・ボーズマン。彼の妻で歌手のシモーネ・レッドワード・ボーズマンが、彼の死後初めてインタビューに応じた。

チャドウィック・ボーズマンは約4年間にわたる闘病の末、2020年8月に大腸がんにより43歳という若さで亡くなった。彼は病気であることを隠し続けていたため、世間はとつぜんの訃報に大きなショックを受けた。

チャドウィックが亡くなって2年、妻のシモーネがアメリカの朝の情報番組「Good Morning America」のインタビューに登場し、女優のウーピー・ゴールドバーグと対談をした。これは彼女にとって、チャドウィックの死後初めてのインタビューとなる。

シモーネは「自分があんなに幸運だったなんて信じられない。あの人を愛することができて、そして彼も私を愛してくれたなんて」と語り、彼の死後は「人生で最も困難だった2年間」であったと話した。

2020年に新型コロナウィルスの大流行は始まり、「物事が負のスパイラルに陥った」と話したシモーネ。しかしパンデミックが起こったことにより、チャドウィックの病気が一切公になることがなかった。シモーネは「みんなが家の中にいて、外に出るようなプレッシャーがなかった。家にいられるなんて、本当に偶然なのかな?って思いました。家族と一緒に、ここにいられる」と、最後の数ヶ月は家族で過ごせたと語った。

彼の死後、本当に辛かったと振り返ったシモーネ。「自分でも認めたくないほど、ダメな日もある。自分で認められる程度、うまくやれる日もある。悲しみは形を変えてやってくるものなんです」と、今でも続く悲痛な胸の内を明かした。

2018年の『ブラックパンサー』で、主人公ティ・チャラを演じたチャドウィックは、その2年前にはステージ3の大腸がんであると宣告されており、闘病を隠しながら撮影を行っていた。来週の11月11日には、チャドウィックの亡き後に撮影された新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が公開予定。チャドウィックの代役は登場せず、“喪失”を内包しながら物語は展開される。

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