テイクオフのマネージャーが沈黙をやぶり、事件当時の状況について語っている。
11月1日(火)の午前2時頃、人気ヒップ・ホップグループ ミーゴスのメンバー、テイクオフが銃撃を受けて亡くなった。米テキサス州ヒューストンで、同じくミーゴスのメンバーのクエイヴォとともにプライベートなパーティーを開催している最中の悲劇だった。
これを受けテイクオフのマネージャーがコメントを発表。「無意味な暴力と流れ弾が、この世からひとつの命をうばいました。うちひしがれる思いです」と無念さをつづった。
この事件の直前、クエイヴォがパーティー会場であったボーリング場の外で複数人の男らと口論し、テイクオフらがそれをバックアップする姿が、現場にいたと思われる人物によって記録されている。
TMZが入手したこの動画では、この口論は午前2時30分ごろのできごとであることがわかり、クエイヴォがだれかと口論する様子が聞こえるとともに、テイクオフがその数メートル後ろにいるのが確認できる。どうやらバスケットボールをすることについて口論している様子で、クエイヴォが「オレはそんなふうにやられないぞ」と怒鳴っている。
この数秒後、一発の銃声が鳴りひびくといっせいに走りだす人々の姿が。動画にはこの後、合計10回以上の銃声がなる様子も収められている。
その結果、人々は飛び交う銃弾から逃れるためパニックに。するとその中の一発がテイクオフの頭の近くに当たった。クエイヴォらはただちに心肺蘇生を試みたが、その場で死亡が確認された。
ヒューストン警察は11月1日午後に記者会見を開き、この混乱の中で23歳の男性と24歳の女性も撃たれ、病院で治療を受けたことを明らかにした。
一方、事件の目撃者のほとんどが現場から逃走していることから、何が起こったかについて情報提供を求めている。