アデルの発音は正しくは「アデル」ではなかったようだ。
10月26日(水)、昨年リリースされたアルバム「30」に収録されている楽曲「I Drink Wine」のミュージック・ビデオ公開記念イベントに出席した歌手のアデル。
ファンからの質問に答える「Q&A」では、イギリス・ロンドン在住の女性から作曲についての質問を受けたのだが、アデルは質問の内容ではなく、彼女の「ある部分」に注目したのだ。
「ハイ!ア・デイル!私はアニー。ロンドン在住よ。私の質問はコレ。アルバム『30』を制作するにあたって、自分を見つめ直したとき、『25』を作ったときとは視点が変わった?そしてそれはどのように?」と質問した女性。
これを受け、アデルは思わず「彼女はどこ出身かしら?エンフィールドあたり?もう大好き!」と口に。そして「彼女、私の名前を完ぺきに発音してくれたの」と絶賛したのだ。
Adele revealed that we've all been saying her name incorrectly. 👀 #BillboardNews pic.twitter.com/4zGL43wHS5
— billboard (@billboard) November 2, 2022
アデルによると、彼女の名前の本来の発音は「アデル」ではなく「ア・デイル」が正しいのだという。最後の部分を少し強調する言い方は、北ロンドンのなまりに近いのだそうだ。
意外なところから飛び出した新事実に、司会者もおどろきをかくせない様子だった。
アデルことアデル・ローリー・ブルー・アドキンスはロンドン生まれ。2008年にアルバム「19」でデビューし、その名を世界に知らしめた。アデルが全米1位を獲得したアルバム「21」をリリースした2011年には、彼女の名前「Adele」が赤ちゃんの人気名前ランキングトップ1000にランクインしたと、名付け情報サイト「Nameberry」が発表している。
そんなアデルは今年11月18日よりラスベガスのシーザーズ・パレスにて常設公演をスタートさせる。公演は来年3月まで続く予定だ。