人気ラッパー、カニエ・ウェストとの関係を絶った、スポーツウェアメーカーAdidas（アディダス）とハイファッションブランドBalenciaga（バレンシアガ）が、さっそくコラボレーション第二弾を発表した。
現在販売中のこのコレクションでは、スーパーモデルのベラ・ハディッドと、フランス人女優イザベル・ユペールなどがキャンペーンモデルを務める。オーバーサイズのサッカージャージー、ジップアップパーカーとお揃いのトラックスーツ・パンツ（1550ドル）、バレンシアガの大ヒット商品Hourglassバッグなど、すべてAdidasのロゴ入りで、スポーティにアレンジされている。
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この2つのブランドは5月に初めて手を組み、ニューヨーク証券取引所でファッションショーを開催。このファッションショーでは数あるセレブリティが出席していたが、その時、バレンシアガとアディダス両方とのコラボレーターだったカニエも出席していた。
しかし10月、パリで行われたファッションショーで、カニエは自身のYeezy Season 9コレクションを発表し、その中には「White Lives Matter」Tシャツも含まれていた、その後、カニエは、反ユダヤ主義的な発言に加え、白人至上主義的な発言をし続けており、謝罪していない。
10月21日、バレンシアガはカニエとの関係を断つと発表し、Yeezy Gap Engineered by Balenciagaのパートナーシップを終了させた。カニエの写真は、バレンシアガのインスタグラムとウェブサイトからも削除されている。
一方、アディダスは当初、カニエとのパートナーシップを「検討中」としていたが、ついにコラボレーションの打ち切りを決断した。
そして、両ブランドは協力を続けているようで、カニエの元妻であるキム・カーダシアンの支持も受けている。彼女はこのコラボレーションのデザインを身に着けているところを目撃されている。
