アーロン・カーターと実の兄ニック・カーターは、和解していたようだ。
11月5日(土)に34歳の若さで亡くなった歌手のアーロン・カーター。7日(月)、彼の代理人が「Hollywood Life」のインタビューに応じ、確執が深いとされていた実の兄で人気ボーカル・グループ「バックストリート・ボーイズ」のメンバー、ニック・カーターと和解していたことを明らかにした。
インタビューの中で、「アーロンは、彼の人生において確執が生まれた多くの人々と和解の道をたどっている途中でした。ニックとの関係も改善させ、いまはおだやかな状況だったのです」と語った代理人は、「仲直りできたことは、アーロンにとってもうれしかったでしょう。兄のことが大好きでしたから。彼はさまざまな形で、兄ニックを尊敬していました。2人は、なんとかすべて元通りにしようと努力していたのです」と続けた。
この発言について、 Page Sixはニックの代理人にコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。
弟アーロンの訃報を受け、ニックは6日(日)、深い悲しみの中にいることをインスタグラムの投稿にてつづった。
アーロンを偲ぶスライドショーを投稿したニックは、「弟とぼくは複雑な関係にあった。でも、ぼくの彼に対する愛がうすれることは決してなかったんだ」と最愛の弟への思いを打ち明けると、「ぼくはいつだって、いつか、なんとか、また2人でおだやかな道を歩みたいと思っていた。そして彼が心の底から必要としている助けが、いつか得られるだろうと」と付け加えた。
そのうえでアーロンの死について、「中毒と心の病、それが本当の悪」と表現したニックは、「こんなときは、だれかや何かを責めたくなるかもしれない」としつつ、「ぼくはだれよりも弟のことが恋しい。君は地球上では見つけることができなかった平和な場所を、ようやく見つけられたんだね。アーロン、愛しているよ」と悲痛な胸の内を告白した。