映画『ハリー・ポッター』シリーズにて、「組分け帽子」の声優を担当したことで知られる英俳優レスリー・フィリップスが、98歳で亡くなった。
レスリー・フィリップスの代理人であるジョナサン・ロイド氏はE!ニュースに対し、レスリーが11月7日、自宅で亡くなったことを認めた。ロイド氏は「愛する妻のザラが見守る中、安らかに亡くなった」といい、またレスリーは「本物のレジェンドとして、最高のお手本であった」と彼の人柄をほめたたえた。
彼の死因はわかっていないが、長い間闘病生活を送っていたという。
レスリーは1924年、英ロンドンで生まれた。1930年代に映画界デビューをして以降、200本以上の映画やテレビ、ラジオ番組に出演した。
彼は1959年～1960年に公開された映画『キャリー・オン』シリーズの3作品へ出演後、その名が知られるようになり、近年では映画『ヴィーナス』（2006年）や『最高の人生をあなたと』（2011年）などで活躍した。
そしてなんといっても、『ハリーポッター』シリーズの3作品で「組分け帽子」の声優として親しまれた。
彼には8年連れ添った妻ザラに加え、以前のパートナーとの間にもうけた4人の成人した子供がいる。
