コウモリを食べる様子を録画し、YouTubeに投稿した女が逮捕された。
TMZによるとYouTuberのPhonchanok Srisunakluaは11月7日、YouTubeになんとも不快感のある動画を投稿。この動画で彼女はスープを食べているのだが、その中には形が丸々と残ったコウモリが数匹入っているのだ。このYouTuberはタイ語で話しており、「おいしい」と表現している。
この動画にショックを受けた視聴者は、続々と批判のコメントを投稿。その中には「死ぬなら一人で死ね。誰も君を責めない。でもこれのせいでパンデミックを起こしたら呪われるぞ」と書く人も。新型コロナウィルスが流行し始めたころ、一部ではコウモリを食べる習慣がウィルスの起源だとする説も流れていたからであろう。
この動画は彼女のアカウントからはすでに削除されており、その後この女性は謝罪のビデオを投稿している。
しかしタイの警察は彼女を「保護対象の野生動物の死骸の所持」と、この動画をアップロードしたことによる「コンピューター関連犯罪法違反」で逮捕したと報道されている。有罪の場合、最長で5年の禁固刑に処されるという。
タイの野生動物獣医であるPatarapol Maneeorn博士は、コウモリが大量の病原菌を媒介することに加え、「お湯の温度が実際に細菌を殺すという証拠はない」と、多くの健康被害について深刻な懸念を表明している。
