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イーロン・マスク、調子に乗りすぎた? 彼に激怒した議員が「連邦取引委員会がお前の会社を“殺人”で調べている」とツイート、いったいどういうこと・・・?

イーロン・マスク photo : Stephen Lovekin/Shutterstock NEWS
イーロン・マスク photo : Stephen Lovekin/Shutterstock

先月末にツイッターを買収してからというもの、何かと世間を騒がせている実業家のイーロン・マスク。彼は今回、間違った相手にケンカを売ってしまったのかもしれない。

アメリカの上院議員であるエド・マーキー氏は11月12日、ツイッターにて「ワシントン・ポスト紙の記者が、(ツイッターの新しいサービスである)有料の承認バッジを獲得して私になりすましている。不正情報をまき散らし、人々から利益を受けているイーロン・マスク氏にこの答えを問う。ツイッター社はなぜこのようなことが起きたのか、そして再度起きない方法を説明しなさい」と、なりすまし被害に遭ったことを批判しイーロンのアカウントを添えた。

イーロン・マスクはツイッターを買収後、経営の立て直し計画のひとつとして、「青い認証バッジ」を有料化。月額8ドルを払えば、だれでも認証バッジを手に入れることができるというサービスだ。しかしこのサービス開始後、有名人や企業になりすます人が続出。とある製薬会社はニセのツイートのせいで株が暴落するなど、ツイッターは混沌としている。

このマーキー議員のツイートに、イーロンは直接リプライ。彼は「たぶんそれは、あなたのリアルアカウントがパロディみたいだからじゃない?」「あと、なんでアイコンでマスクしてるの?」と、おちゃらけた回答をした。

これにマーキー議員は激怒し、「君の会社のひとつは、FTC(米連邦取引委員会)同意判決を受けている。自動監視システムのNHTSAは、君の別の会社を“殺人”容疑で調査している。なのに君はネット上でケンカを売ろうとしているのか。自分の会社を直しなさい。さもなくば議会がやる」と、発言。なんと、イーロンの会社のひとつを“殺人”で取り調べしていると明かしたのだ。

これに関しイーロンは「議員が政治的権力を使って私を攻撃するつもりだって言いたいのか?」と反応している。

果たしてマーキー議員の「殺人の容疑で調査中」発言は事実なのだろうか。詳しいことは明らかとなっていない。

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