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英ヘンリー王子、両親を失ったイギリス軍の子供たちに手紙を送る! 母ダイアナ元妃を失った自身の経験を重ね「両親が与えてくれた愛がいまの自分を生かしてくれている」

ヘンリー王子 Photo: Shutterstock NEWS
ヘンリー王子 Photo: Shutterstock

ヘンリー王子が、イギリス軍に所属していた両親を失った子どもたちに対して送った手紙が話題を呼んでいる。

11月11日は、イギリス連邦諸国で第一次世界大戦と第二次世界大戦で命を落とした兵士たちを追悼する「リメンバランスデー」とされ、国内では戦没者追悼の式典が行われる。

そして、この日に続く日曜日は「リメンバランス・サンデー」と呼ばれ、ヘンリー王子は今年、この日に合わせて「Scotty’s Little Soldiers」にあてた手紙を書いた。

「Scotty’s Little Soldiers」は、イギリス軍に所属し、命を落としてしまった両親を持つ子どもたちや若者たちをサポートするチャリティ団体。

ヘンリー王子も、12歳という多感な時期に実母ダイアナ妃を自動車事故で亡くしていることから、幼くして親を失った子どもたちには共感する部分も大きいようだ。

手紙の中でヘンリー王子は、「私たちは実際に会ったわけではありませんが、その間には絆があります。私たちは共に、親を失うという経験をしているからです。大きな喪失感とともに、痛みと悲しみがおとずれる。でも知っておいてください。あなたがたは一人ではないのです」と切り出すと、「みなさんのお父さんやお母さんのようなヒーローを偲ぶこのような日には、複雑な感情がこみ上げることでしょう。そのような中でも、私はみなさんに、ご両親が与えてくれた愛がいまのみなさんを生かし、輝いているということを知り、安心感と強さを得てほしいと願っています。このような思いが必要だと感じたら、まよわず『Scotty’s Little Soldiers』の友人たちにたよってください。私も、同じようなコミュニティで自分の悲しみをシェアすることを学びました。人生の旅路をともに歩き、寄り添ってくれるすばらしい人達がいるんだと安心したのです。これほど感謝することはありません。他の人達に比べて、ツラいと思う日ももちろんあるでしょう。でも一緒にいれば、すこし気持ちが軽くなるのではないでしょうか」と続けた。

さらにヘンリー王子は、軍隊で活動するすべての人々に敬意を表したうえで、「深い尊敬の念をこめて、ハリー」と締めくくっている。

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