ツイッターを買収した企業家のイーロン・マスクが、従業員に究極の選択を迫ったようだ。
CNNは今回、イーロン・マスクが先日ツイッターの社員に送ったという社内メールのコピーを入手。メールの文面には「極めてハードコア(徹底した)な仕事をするか、会社を去るかを木曜日(11月17日)までに決めろ」と書かれていたという。
イーロンは「分かれ道」とタイトルがつけられたメールを社員に対し、深夜に送信。そこで彼は「今後、画期的な“Twitter 2.0”を構築し、競争が激化する業界で成功するためには、極めてハードコアになる必要がある。これは長時間、緊張度の高い中で働くことを意味する。抜きんでた業績のみが、合格点となる」と、高い水準を従業員に要求した。
さらに、今後ツイッター社は“よりエンジニアリング主導型”になると説明し「もしあなたが新しいツイッター社を構成する一人になりたいと確信しているのであれば、下記リンクから“イエス”をクリックしてほしい」と、オンラインフォームのようなものを添付したという。
また、現地時間の11月17日の午後5時までに“イエス”をクリックしなかった社員には、3か月の退職金が与えられると書かれていたという。
イーロン・マスクは10月下旬、ツイッターを買収。その後の11月4日、彼は人員の約半分である約3700人を“電子メール”などで解雇を伝えたと報じられている。さらにビジネス用メッセージアプリの「スラック」へのアクセスが突然停止したことで失職を知った元従業員も多くいるといわれている。
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