人気海外ドラマ「glee/グリー」への出演で知られる俳優のケヴィン・マクヘイル(34)が、アーティ役を再び演じるつもりはないことを明かした。
「glee」で共演した女優ジェナ・アウシュコウィッツと共に立ち上げた新ポッドキャスト番組「And That’s What You Really Missed」にて、「glee」の裏話を披露しているケヴィン。そんな彼だが、リブート版「glee」の出演を検討するのは、アーティを再び演じる必要がない場合のみであるという。
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「glee」にて、ジェナは吃音症のふりをするティナ役を、ケヴィンは車いすの高校生アーティ役を好演。グリークラブ(ニュー・ディレクションズ)のオリジナルメンバーとして、シーズン1から最終シーズン(シーズン6)まで登場した。
かねがね、リブート版のウワサがささやかれている「glee」だが、米Insiderの記者から、リブート版「glee」に興味があるのかどうか尋ねられたケヴィンは、「アーティが登場できるかどうかわからない」と発言。続けて「いまの状況を考えると、車いすのキャラクターを演じるべきではないと思うんだ。だから、彼らがもし僕にひげを生やして、ちがうキャラクターを演じさせてくれるなら、出演するよ」とも語り、別のキャラクターとしてなら出演の可能性があることを示唆した。
「glee」の放送当時、障がい者のキャラクターを番組に登場させたことが称賛された一方で、一部からは車いすを実際に使用する俳優を起用させなかったことについて反発の声があがっていた。もしかしたら、このことが、ケヴィンがアーティ役を再び演じるつもりはないと述べた理由のひとつなのかもしれない。
なお、ファンから期待の声が集まっているリブート版について、ティナ役を演じたジェナは、「glee」の生みの親であるライアン・マーフィーがかかわる場合のみ参加するだろうと、同誌に語っている。