ツイッター社がオフィスを閉鎖し、ツイッターに別れを告げる人々が続出している。
ツイッターといえば、企業家のイーロン・マスクに買収され、イーロン・マスクは買収直後、人員削減のため同社の社員を約半分、約3700人を解雇したことが話題に。
さらにマスクは、従業員たちに「極めてハードコア(徹底した)な仕事をするか、会社を去るかを木曜日(11月17日)までに決めろ」という選択をせまるメールを送っていたことが明らかになった。
また現在、ツイッター社のすべてのオフィスが一時的に閉鎖されており、ツイッターユーザーたちは、このままツイッターが終わってしまうのではないかと心配している。これを受け、ツイッター上では「#ツイッター安らかに眠れ」と、ツイッターを追悼するハッシュタグがトレンド入りを果たすこととなった。
技術系ブログ「Platformer」のマネージング・エディターのゾーイ・シファーは「ツイッターが従業員に警告したところ、ただちにすべてのオフィスビルが一時的に閉鎖され、バッジの利用が停止されるとのことです。理由についての詳細は不明です」と現状を報告。
NEW: Twitter just alerted employees that effective immediately, all office buildings are temporarily closed and badge access is suspended. No details given as to why.
— Zoë Schiffer (@ZoeSchiffer) November 17, 2022
「私たちは、イーロン・マスクと彼のチームが、従業員が会社を妨害しようとするのを恐れているからだと聞いています。また、彼らはまだどのツイッターの従業員のアクセスをカットする必要があるかを把握しようとしています。オフィスは11月21日に再開される予定です。それまでの間、ソーシャルメディア、報道機関、その他の場所で会社の機密情報について話すことを控え、引き続き会社の方針を遵守してください」と、オフィス閉鎖の理由は従業員や人々のボイコットを防ぐためであることを説明した。
また、プラットフォーム「Fortune」の技術レポーターのカイリー・ロビソンによると、ツイッターに残っている従業員の75%が、今週配信された、激務か退社か選択を迫られるメールで、仕事を辞めることを選択したという。
「ツイッターの従業員から聞いた話ですが、残りの3700人ほどの従業員のうち、およそ75%が『究極の選択』メールの後、留まることを選ばなかったようです。期限が過ぎたにもかかわらず、誰もがまだ自分のシステムにアクセスすることができます」「私たちがよく知っているように、ビザを持っている人たちは身動きがとれないので、残る予定の約25%(または1000人未満)のほとんどはその人たちです。実際の影響はまだわかりません。この先どうなるのか、社内の連絡もありません。締め切りから2時間近くが経過しました」
はたしてツイッターはこのままどうなってしまうのだろうか・・。