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『ソー:ラブ&サンダー』クリス・ヘムズワース、俳優業を休業へ! 「アルツハイマー病を発症しやすい体質」発覚がキッカケに

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クリス・ヘムズワースが、現在の仕事が落ち着き次第、俳優業を休業することを発表した。

マーベルの人気映画『ソー』シリーズで知られる人気俳優クリス・ヘムズワースがこの決断に至った背景には、現在ディズニー・プラスで配信されているドキュメンタリー「リミットレス with クリス・ヘムズワース」の最新エピソードにて、遺伝的にアルツハイマー病を発症しやすい体質であることが発覚したことにあった。

番組の中で遺伝子検査を受けたクリスは、自身の遺伝子構造に「APOE4」という遺伝子が2つ含まれていること、それらが両親から受け継がれたものであること、この遺伝子が将来的なアルツハイマー病の発症率を8倍から10倍高めていることを伝えられた。このときの心境をクリスは「これまでで最大の恐怖だった」と振り返っている。

このたび「Vanity Fair」のインタビューに応じたクリスは、この結果が活動休止という決断にどのように影響を与えたのかについて語った。

インタビューの中で「やめるというわけではないんだよ」とあくまで休業であることを強調したクリスは、「でも、休みたいと思うキッカケになったのは事実かな。番組が終わったら、いまのところ契約していた仕事をすべて完了させたことになるし」と一区切りのタイミングであることも明らかにした。

そして、「このプロモーションツアーを終えたら、家に帰って、ただシンプルに、休息の時間をたっぷり取りたいと思っているんだ。子供たちや妻と一緒にね」と語り、妻で女優のエルサ・パタキー、そして3人の子供たちと一緒にゆっくり過ごすつもりであるとしたクリス。その裏には、あっという間に大きくなる子供たちの成長を、仕事に打ち込みすぎたせいで逃したくないという気持ちも強かったようだ。

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