ディズニーのアトラクションを映画化した人気シリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』。その6作目はマーゴット・ロビーが主演し、女性アンサンブルに焦点を当てる予定だった。しかしこのプロジェクトはディズニー側からキャンセルされたと報道が流れ、話題となっている。
この投稿をInstagramで見る
2003年に『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で始まったこのフランチャイズは、新鮮さを感じさせる映画で好調なスタートを切った。しかし、2017年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の時点で、このシリーズの人気は低迷。それにもかかわらず最新作の興行成績は依然として好調で、適切なプロジェクトがあれば、観客はまだまだ続きを求める意欲があることを意味している。
マーゴット・ロビーが『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の脚本家クリスティーナ・ホドソンと共同開発した『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、20年近く続くフランチャイズに新しい息をを吹き込み、少し変わったことをするチャンスだった。ロビーが、ハーレイ・クインを演じて証明したように、彼女はアクション/アドベンチャー・フランチャイズの前線に立つのに十分すぎるほどの適任者だ。ロビーは現在最も活躍しているスターの一人であり、彼女を中心としたパイレーツプロジェクトをキャンセルすることに、残念な声も多く上がっている。
しかし、マーゴット・ロビーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』降板でジョニー・デップ復帰の可能性が高まっているのではないかという声もある。
ジョニー・デップは以前、同フランチャイズにはもう二度と戻らないと言っていたが、時間が経てばそのスタンスも変わるかもしれない。彼が復帰するかしないかにかかわらず、また彼の私生活で起こっているすべてのドラマは別として、彼が演じたジャック・スパロウ船長は、とても面白く魅力的なキャラクターで、デップがオスカーにノミネートされるほどだった。彼が戻ってくるかどうかはまだ未定だが、マーゴット・ロビーのニュースはその可能性を以前より高めているようだ。
マーゴット・ロビーのリブート版がキャンセルされたことで、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズがどうなっていくのかは不明だ。もしかしたら続編のためにオリジナルキャラクターがカムバックを果たし、新しい別のストーリーを語ることかもあるのかもしれない。