ドナルド・トランプ前アメリカ大統領のツイッターアカウント(@realDonaldTrump)を復活させた実業家のイーロン・マスク。この措置について、当のトランプ氏はどう思っているのだろうか。
先日、イーロン・マスクはツイッター社を買収。マスク氏はかねてよりトランプ支持派として知られており、言論の自由を訴えていたことから、この買収以降、ネットユーザーたちの間では、ツイッターを「追放(凍結)」されていたドナルド・トランプ氏のアカウントを復活させるのかどうかに、大きな注目が集まっていた。
マスク氏は11月18日(金)、ツイッター上でアンケートを実施。トランプ氏のアカウントを復活させるべきどうかを、ユーザーにゆだねたところ、1500万ものユーザーのうち、51.8%が、トランプ氏のアカウント復活に賛成したのだ。
Reinstate former President Trump
— Elon Musk (@elonmusk) November 19, 2022
そもそもトランプ氏がツイッターを追放されたのは、昨年のこと。2021年1月に起こった米襲撃事件をあおるような発言をツイッター上でおこない、同SNSの利用を「永久停止」された。その後、ツイッター社はもしもトランプ氏が再度アメリカ大統領選に出馬したとしても、アカウントを復活させる予定はないと断言していた。
ちなみにトランプ氏はツイッターの利用を停止された後、自らのソーシャルメディア「Truth Social」を設立。このほどマスク氏が提案したおかげでツイッターアカウントが復活したものの、アンケート結果には「興味がない」とコメントしていることから、今後ツイッターを再開させるかどうかは不明だ。
そんなトランプ氏は11月15日(火)、2024年アメリカ次期大統領選挙への出馬を正式表明し、話題となっている。