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米コロラド州のLGBTQクラブで銃撃事件が発生、少なくとも5人死亡、25人が負傷・・そこには犯人を命懸けで止めた2人の英雄がいた

The New York Timesのインスタグラムより NEWS
The New York Timesのインスタグラムより

アメリカ・コロラド州のクラブで現地時間11月19日土曜日に発生した銃撃事件で、少なくとも5人が死亡、25人が負傷した。Insiderなどが報じている。

 

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事件が起きたのは、コロラド州コロラドスプリングスのLGBTQナイトクラブ「クラブQ」。ここで、パーティーやダンスを楽しんでいた客たちの間を銃弾が貫いたという。22歳の犯人とされる男は、クラブにいた人たちの英雄的な行動によって取り押さえられ、すぐに警察によって生きたまま拘束された。

クラブ利用者のジョシュア・サーマンは、AP通信に対し、クラブ内で他の約24人がいるところでダンスをしていたところ、突然銃声が鳴り響いたと語った。

サーマンは、さらに銃声が聞こえ、銃声の閃光が見えるまで、この音は音楽の一部だと思ったという。「私たちはただ楽しんでいただけです」とサーマンは言い、他のクラブ客と一緒に楽屋に隠れようと走ったことを説明した。

コロラドスプリングス警察署の対応は迅速で、最初の警官が現場に到着したのは、クラブに出動してから3分後だったそうだ。CNNによると、合計で39人のパトロール警官が11台の救急車とともにクラブに駆けつけたという。

また、犯人が銃乱射事件を起こしたとき、クラブ内にいた少なくとも2人の「英雄的」な人々が犯人を追いかけ、何とか阻止したと、警察は発表。

コロラドスプリングス警察署長バスケス氏は「クラブにいた人たちは容疑者に立ち向かい、戦い、容疑者が他人を殺し、傷つけ続けるのを阻止することができた」と述べた。また、コロラドスプリングス市長によると常連客は犯人の銃を1つ奪い、それで殴ることによって制圧することができたという。市長は月曜日の記者会見で、この2人が「多くの命を救った」と述べた。

負傷した容疑者は、治療のために地域の病院に運ばれた。現地時間11月21日月曜日の時点で、容疑者はまだ病院にいると報じられている。地方検事は、月曜日の記者会見で、彼は保釈金なしで刑務所に入れられると述べた。

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