人気海外ドラマ「glee/グリー」(2009-2015)に出演していたケヴィン・マクヘイル(34)とジェナ・アウシュコウィッツ(36)が、数年前に過去の悪態を暴露され批判が殺到した元共演者リア・ミシェル(36)について語り話題となっている。
「glee」のレイチェル役で一気に人気女優となったリアは約2年前、元キャスト仲間への人種差別発言や悪態が暴露され、瞬く間に炎上。この騒動直後、謝罪文を発表したリアであったが、これをきっかけに広告を打ち切られるなど、事実上の「活動休止状態」へと追いやられた。
そんなリアは今秋、ブロードウェイの舞台「ファニー・ガール」で主人公ファニー・ブライス役に起用され、華々しい復帰をはたしたが、リアの元共演者であるケヴィンとジェナは、彼女について現在どのような想いを抱いているのだろうか。
新ポッドキャスト番組「And That’s What You Really Missed」にて、「glee」の裏話を披露しているケヴィンとジェナは、リアとの関係について米Insider誌に尋ねられると今も「家族」であると語った。
ジェナは「つまり、あの頃、私たちはみんな家族って感じだったよね?それはこれからも変わらない」と、「glee」で築き上げた絆は「永遠」であると強調。さらに「前にも言ったように、彼女はプロフェッショナルだった。彼女は自分のセリフを理解していて、姿を見せると、自分の仕事をやってみせた。彼女はそれに優れていたの」とも語り、リアの仕事に対する姿勢を称賛した。
一方のケヴィンも「彼女とはずいぶんと長い間、話していないけれど、みんなクールだよ」「そして家族というのは、お互いにとても正直で、互いの意見やそういうことを尊重し合うものだって僕は思うんだ。だから僕らはお互いにそういう会話をすることができるし、成熟しているのさ」と語り、リアの過去の悪態に対し気にしていないそぶりを見せた。
「それから、それが誰であるかかかわらず、なんていうか、僕らが物事をどう処理するかだと思うんだ。6年間、毎日15時間を人々と一緒に過ごしながら、うわべよく見せるなんてムリだよ。僕らは冷静さ。みんなもう大人だからね」(ケヴィン)
リアとの現在の関係は良好であることをアピールした両者だが、「glee」でカート・ハメル役を演じたクリス・コルファーは最近、出演したラジオ番組内で、リアのミュージカル「ファニー・ガール」を見ようとホストから誘われると「え、『ファニー・ガール』を見るの?」「今日は急に予定がいっぱいになっちゃって」と発言。さらに「(舞台を見るくらいなら)ああ、家にいた方がいいね」とも答え、リアのミュージカル鑑賞を断固拒否していた。