人気女優のマーゴット・ロビーは、映画『スキャンダル(原題:Bombshell)』に出演するまで、 職場のセクハラを理解していなかったという。
映画『スキャンダル』は、Fox News会長兼CEOのロジャー・エイルズの手によって性的不正行為を受けたFox Newsの女性たちに迫った2019年の作品。マーゴットは本作で、実在するFoxニュースのアンカー、メギン・ケリー(シャーリーズ・セロン)やグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)と共に働く架空の人物、ケイラ・ポスピシルを演じている。
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マーゴットは火曜日、ロンドンで開催されたBAFTA主催のキャリア回顧展で、「私は、業界で確立された地位を持ち、経済的に整えられ、自立している人間として、セクハラの定義を知らなかったことに気づき、それはショックなことだった」と述べた。自分がいかに知らなかったかということに「ぞっとした」と述べ、『スキャンダル』の撮影で、セクハラが「グレーゾーンで盛んになる」ことを認識したと語った。「ロジャー・アイルズやハーヴェイ・ワインスタインは、その領域を利用している」「状況は白黒ではない」と続けた。
マーゴットは、本作の撮影が終わるとすぐに演じたキャラクター、ケイラから逃れたかったという。「ケイラでいることをやめられる瞬間、私はそうしたの」「間違いなく、私が最後にタップアウトしたかったものだったわ」と述べた。
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