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故エリザベス女王、フィリップ殿下と「何週間」も会わないこともあった!? 晩年のちょっと変わった夫婦関係が明らかに

故フィリップ殿下と、故エリザベス女王 Photo: Tim Graham/Shutterstock NEWS
故フィリップ殿下と、故エリザベス女王 Photo: Tim Graham/Shutterstock

エリザベス女王フィリップ殿下と「何週間も」会わずに過ごすことがあったようだ。

11月25日(金)に「Daily Mail」紙が報じたところによると、これはガイルズ・ブランドレスによる最新著書「Elizabeth: An Intimate Portrait」の中で明かされているもので、2017年にフィリップ殿下が公務を引退して以降、夫妻が毎日顔を合わせることはなくなったのだという。

その代わりに、夫妻は電話で定期的に話をし、連絡を取り合っていたようだ。

本の中では、エリザベス女王はこのような夫妻のあり方が一部の人には奇妙にうつるかもしれないということを理解しつつ、騒がれることを望まず、「自分のやりたいように日々を過ごしたい」と願うフィリップ殿下の意志を尊重していたとされている。

エリザベス女王にとって一目ぼれの相手であり、70年以上連れ添った最愛の夫フィリップ殿下は2021年4月、99歳でこの世を去った。

ガイルズ・ブランドレスの著書によると、2020年のパンデミック以降、夫妻はお互いへの感謝を改めて認識。エリザベス女王は、フィリップ殿下が亡くなる際にはかならずそばにいる、と決意していたという。夫妻は外出自粛期間中、スコットランドやウィンザー城で多くの時間をともに過ごしていた。

エリザベス女王はフィリップ殿下の死後、個人的には深い悲しみの中にいるにもかかわらず、健康状態もかえりみずにできる限りのことを行った。女王はこれこそが、「キリスト教徒の義務」であると考えていたという。

そんな女王にとって心休まるひとときが、イギリスの刑事ドラマ「ライン・オブ・デューティー 汚職捜査官」を見る時間だったことも、この著書の中で明かされている。

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