カニエ・ウェストが副大統領候補として一緒に出馬するよう頼んだのは、ある意外な人物だった。
最近、離婚申請中の妻キム・カーダシアンとの裁判の場に欠席したり、「反ユダヤ」的な問題発言がきっかけで数々のブランドから契約解除を申し渡されたり、SNSから締め出されたりと、なにかとお騒がせなラッパーのカニエ・ウェスト。
そんな彼が11月23日(水)、自身のツイッターを更新。政治的な野望を語った。ツイートの中でカニエは、アメリカ前大統領で実業家のドナルド・トランプ氏に会いに行ったことを報告している。
「初めてマー・ア・ラゴ(フロリダにあるドナルド・トランプ氏の別荘)に行ったよ。雨と交通渋滞に巻き込まれながらね。トランプ大統領を待たせてしまうなんて信じられない。そのうえ、ジーンズだったんだ。やっちまった」とつづったカニエは、「彼に、2024年の大統領選で副大統領候補として共同候補者になってほしいって伝えたんだ。彼はなんて答えたと思う?」と付け加えた。
この質問に対しては、「もちろんOK」と「ありえない」の2つの選択肢が用意され、ユーザーが回答に参加できるようになっていた。
https://twitter.com/kanyewest/status/1595268383020384256?s=20&t=hkOTaqaW6vt5_CG3t7Cx1g
現時点で、「もちろんOK」が51.8%を獲得しているが、カニエはいまだ正解を示していない。
この投稿の約48時間前、カニエは2024年のアメリカ大統領選への出馬を表明していた。
なおカニエは2020年の大統領選にも出馬していたが、当時の獲得票数はわずか7万票にとどまり、さんざんな結果に終わっている。
またトランプ氏は11月15日(水)、正式に2024年のアメリカ大統領選への出馬を表明し、「アメリカを再び偉大な国にする」と宣言していることから、今回のカニエの「お願い」に首をたてにふる可能性は低いと考えられる。
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