俳優のケヴィン・スペイシーが、法的トラブルの中で、映画復帰を果たすことが明らかになった。
ケヴィン・スペイシーといえば2017年10月、1980年代に当時14歳の俳優に性的暴行を加えようとしたことを、被害者から告発されたことをキッカケに、ゲイであることをカミングアウト。しかし、それが暴行のごまかしであると猛批判を受けた。その後も複数の性的暴行が告発され、映画やドラマから降板。ハリウッドから追放されることとなった。
いまだに法廷闘争をおこなっているケヴィン・スペイシーだが、なんと新しい映画への出演が決まったという。
バラエティ誌によると、ケヴィンは「Cupsogue Pictures」によって製作される映画『コントロール』というイギリスのインディー・スリラー作品に出演するとのこと。
この作品は、2002年の『フォーン・ブース』でのキーファー・サザーランドの役柄に似ていると言われ、ケビンは今回の作品で、声の出演をすることになっている。
この映画の脚本と監督を担当したジーン・ファレーズは作品の概要について、「イギリス政府の大臣ステラ・シモンズが、首相と熱烈な不倫関係に陥るというストーリーです。ある夜、シモンズが自動運転車で帰宅すると、彼女の秘密を知り復讐を企む人物に遠隔操作で車を乗っ取られていた。やがて車は、シモンズを閉じ込めたままロンドンの街中で大暴れする」と明かしている。
シモンズを演じるのは女優のローレン・メトカーフ、首相役にはマーク・ハンプトンが起用された。ケヴィンは、シモンズの車をコントロールする敵役を演じるという。
撮影は2023年の早い時期に、カンバーウェル・スタジオとロンドンで行われ、ケビンの仕事は今週中に終了する予定だという。
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